ちいきライター取材記事を表彰！「第15回 金のペンシル杯」受賞記事
こんにちは。今回は、地域新聞社で毎年開催している「金のペンシル杯」受賞記事のご紹介です。
千葉県・埼玉県・茨城県で全45版、約201万部を週刊発行している地域密着フリーペーパー「ちいき新聞」。 その記事は、各地域にお住いの「ちいきライター」さんがネタを上げ、取材・執筆してくれています。
「金のペンシル杯」とは、対象期間内にライターさんが書いた記事の中から、特に優れた記事を表彰するものです。各担当編集がノミネート作品を選出し、編集部が「着眼点」「取材内容」「構成力」の3軸で選考しています。重きを置いているのは、文章力よりも取材力。 今回が15回目の開催となります。
▼前回の受賞記事はコチラ
＜第15回選考対象＞
ちいき新聞2021年1月15日号～12月24日号掲載記事
なお、「ちいきライター」は常時募集しております。このnoteを読んでご興味を持ってくださった方はぜひご応募くださいね！
▼詳しくはコチラから
https://chiikinews.co.jp/recruit/editor/
【優秀賞①】「流鉄と閻魔堂で恋愛祈願」（流山市）
ライター：琉さん
流山市の恋愛スポットを、バレンタインの時期に合わせて紹介した記事です。
～担当編集コメント～
バレンタイン前だったので、「恋愛」をキーワードにした街歩きの記事を提案くださいました。琉さんの記事は、地元に住む人ならではの視点がいつもつまっています。そして、徹底的な下調べと取材力で地元の人でさえも知らない情報をプラスして、読者に街の魅力を伝えています。また、行動に移したくなるような記事づくりもとても上手です。この記事がまさにそれで、街の歴史も知ることができ、新たな発見と街歩きの楽しさを提供してくれています。
バレンタインというイベントごとを意識した内容も、今ままでの読者とは違う層へアプローチできたのではないかと思います。
やまぐち（ Web記事 ）
【優秀賞②】「懐かしき市原の街並み 束の間のタイムスリップ」（市原市）
▼「チイコミ！」掲載記事
ライター：海さん
SNSの投稿で見かけた写真をきっかけに、市原市の今と昔を写真で振り返った記事です。
～担当編集コメント～
過去と現在の写真から市原市を振り返りたいというアイデアを頂いた時に、「面白そうなアイデアだけど、記事にするには、取材や構成に手間がかかりそうだな」と思いました。そこは、市原エリアで大活躍中の海さん！ 取材先も複数、ご自身で見つけてきてくれました。
4枚の写真で記事を構成していくのですが、駅前の写真をもとに、市原市の歴史や過去の賑わっていた様子が伝わってきて、その時代を知る人にはどこか懐かしく、今の市原市しか知らない人には過去の歴史が分かる記事になっています。
たくさんの記事を書いているからこそ、なせる技！ 記事の着想のアイデア、取材力、構成力、読みやすい文章力がひかる海さんの力作です。
【最優秀賞】「ダンゴムシの研究を続けてきた吽野菜々美さん」（鎌ケ谷市）
▼「チイコミ！」掲載記事
ライター：Fさん
小学校の自由研究から12年にわたり、ダンゴムシの研究を続けてきた鎌ケ谷市の高校生・吽野（うんの）菜々美さんを紹介した記事です。
～担当編集コメント～
まずFさんからネタ提案をいただいた時のメールが熱かった！
「凄く面白い題材を見つけました。まさに、私の書きたいことをうまく引き出してくれる魅力的な高校生が鎌ケ谷育ち!!! この子に気づけたのは、神の計らいとしか思えません。絶対いい記事になる出会いと感じました」
この熱意。もちろん題材が面白いことは大前提ですが、この思いをぶつけられて応えられなくては編集の名が泣くぞ！ そのぐらいの気持ちに毎回させてくれます。もちろんOK、そしてアポ。ちょうど吽野さんの大学受験の時期に重なり待つこと数カ月、満を持しての取材となりました。
いつも手間暇かけて資料を集め、素晴らしい記事に仕上げてくれるので、内容についてはほぼお任せ。一番の信頼ポイントは「多くの読者の心に届けたい。より良い記事を作りたい」という情熱です。Fさんの取材・原稿作成にはコスパという言葉は無縁で「記事のクオリティを上げるためにそこまでしてくれるのか」と感動するぐらい手をかけてくれます。この記事ももちろん例外ではありません。
吽野さんのダンゴムシとの出合いから現在までを追いつつ、科学・生物好きのFさんらしく、吽野さんを魅了したダンゴムシの面白い生態についても図解入りで解説しています。広範囲に掲載して喜ばれた記事ですが、吽野さんの地元鎌ケ谷の貝柄山公園での写真をメインに使った点も、地域性が出ていて良かったと思います。
以上、「金のペンシル杯」受賞記事3本のご紹介でした。受賞されたライターの皆さん、改めておめでとうございます！そしていつもありがとうございます。
オンラインで行った表彰式で、受賞ライターさんが「ちいきライターをしていなければできない経験ができる」とおっしゃっていたのが印象的でした。本当にその通りで、私たち編集も、この仕事を通してたくさんの素晴らしい出会いとつながりに恵まれていることを幸せに感じています。
これからもライターさんとともに地域の魅力をお届けしていきたいと思いますので、配布地域にお住いの方はぜひご覧ください。配布地域外にお住い方も、Webサイト「チイコミ！」で一部記事を読むことができます。
ただいま「ちいき新聞」ではちいきライターさんを募集中です。「地元が好き」「地域を盛り上げたい」という思いがあれば、経験は問いません。ご応募お待ちしております！
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このnoteを書いた人：編集部 広田みずほ（ Twitter / Web記事 ）
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