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カラーオーダーって、どうなんだろう
こんばんは、ちいさなかべかざりです。
今週はネーミングまでかわいらしいスーパー猫の日🐾がありましたね。
わたしはというと、“2022年2月22日を逃してしまったら2222年まではさすがに生きていられない...けど、令和22年ならばっちりなのでは!?”とひとりで落ち込んだり舞い上がったりしていました。
今日はとあるお客さまよりお声かけいただいたことがきっかけでチャレンジできた、新しい試みについてのお話しです。
というのも、先日販売を開始した
“colour palette brooch” について“カラーオーダーは可能か”というお問い合わせをいただいたことが始まりです。
わたし自身がこの作品を仕立てる際に“楽しいな”と思える瞬間は、500色以上ある刺繍糸から“これだ!”と思う糸を選ぶこと。
“この工程をお客さまにも楽しんでいただけたら良いな”と思っていたけれど、懸念点も多く足踏みを続けてきました。
これまでも作品を限定したセミオーダーは時々行ってきました。
例えば、りんごのブローチをなしブローチの刺繍糸の色で仕立てるなど。
既に作品として写真を撮影してギャラリーに掲載されているものならお客さまとのイメージの違いが生じにくいかな?と思ってこっそり対応してきました。
販売ページにセミオーダー対応ということは記載せず時々SNSでお知らせする程度だったので『裏技』のようなイメージ...?
カラーオーダーの1番の懸念点は、ご覧いただくモニターや環境によって色の見え方が異なること。
ざっくりとピンクや黄色などご希望を伺ったとしても、お客さまとわたしのイメージがぴったりマッチするとも限らない...
今回お客さまには刺繍糸の色見本帳のデータをお送りし、ご希望の色番号をお選びいただきました。
色番号を元に色を抽出し、図案に色をつけてイメージ画像をご確認いただき何度かお打ち合わせを重ね、ご注文→お仕立てへと移る流れです。
わたし自身は今までやってみたかったもののなかなか始められずにいたことにチャレンジができたので、とても嬉しかったのです。が...!
ここまでやってみてなんとなく、カラーオーダーよりも図案の販売や刺繍キットの販売を考えた方が良い...のかな...?なんて思ったりもしました。
まだまだ答えの出ない“カラーオーダー”、ひとまずひっそりお受けしていくことにしようと思います。
“こんな風にできたら良いな”
“カラーオーダー、注文したい!”
“こういうシステムはどう?”などなど、どんなに小さなことでも構わないので気になる方がいらしたらお気軽にお問い合わせくださいね。
ここからはまだSNSに載せていないお話しをこっそり...
“針山を新しくしたいなあ...”と思い、土台になるウッドボウルや手のひらサイズのミルクピッチャーなどを探す傍ら、針山に付けたらかわいい気がしたのでビーズボールを編みました。
(針山そのものよりも、おまけから作り始めるの...?)
つやつや、ぽこぽこ、つぶつぶ、きらきら。
ビーズそのものがかわいいの塊なのに、こうして編み進めて球体になるともっともっとかわいい。
この子たちを活かした針山を仕上げられるように、針しごと(作品づくり)の合間にも針しごと(息抜き)を進めていこうと思います。
完成をお楽しみに!
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回の更新は3月4日(金)ごろを予定しています。
季節の変わり目ですのでどうぞご自愛くださいね。
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