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カラーオーダー作品ができるまで
こんばんは、ちいさなかべかざりです。
ちいさなかべかざりって?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちいさなかべかざりという屋号で、“ふっくらころんと柔らかくてまあるい”刺繍ブローチと“しあわせなお祝いのお手伝い”と題した小さな壁飾りをお仕立てしています。
それから2021年の冬のはじまりには刺繍枠をそのままはめ込みお使いいただける“刺繍枠を飾って愉しむ額縁”の販売を開始しました。
ちいさなかべかざりのオンラインショップは以下のリンクからご覧いただけます。
さて、今週のnoteでは少し前に悩んでいた“カラーオーダー”についてどのように進めたのかをちょこっとご紹介しようと思います。
まずは仕上がった作品がこちら。
“ colour palette brooch ” というタイトルの作品です。
まずは刺繍糸の色見本帳からご希望の色味を伺い、手元にある糸の在庫を確認→撮影を行います。
上記の画像がまさにパレットそのもの。
ここから色を抽出し、イメージ画像に色をのせていきます。
イメージ画像をご確認いただき、お打ち合わせがひと通り完了してはじめて刺繍のお仕立てへと移ります。
この間お客さまには定期的に進捗状況をお送りし、お仕立て中の作品をご確認いただいています。
ひと針ひと針手刺繍だからこそ市販品を手に取るよりも長い期間お待ちいただくことになるので、少しでもご安心いただけるように心がけています。
お仕立てが完了した作品は発送前に写真に残し、今後の作品づくりに活かせるよう大切にデータとして保管しています。
どんなに時間をかけてお仕立てした作品でも作品そのものはお客さまの元へと旅立って行くので、発送前のラッピング中はうれしいようなさみしいような不思議な気持ちになります。
カラーオーダーについては作品を仕立てる前のお打ち合わせに時間がかかることもあり、一度にたくさんのオーダーをお受けすることは難しいなと感じています。
難しいなとは感じているけれど...
お打ち合わせを重ねて行く度に少しずつ文章の端々からお客さまのお人柄が想像できるようになったり、作品を通してお客さまの“すきなこと・もの”を知ることができたり、その“すきなこと・もの”を作品に落とし込める時間がとても充実しているような気がしています。
カラーオーダーを始めてみて改めて、ちいさなかべかざりはわたしだけではなく、たくさんの人の力を借りながらゆっくりじっくり育っていけるのかな?と感じています。
作品がお客さまのお手元に届いた時のわくわくした気持ちを思い浮かべて、明日からまたひと針ずつ丁寧に作品をお仕立てしていけますように。
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回の更新は4月1日(金)ごろを予定しています。
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