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潔く諦める。子供が教えてくれたこと。

子育てしていると、
自分の万全な準備やコツコツ積み重ねている努力では
どうにもならない
お手上げなことってたくさんありますよね。

物心ついてから
そして大人になってから
学業や仕事、プライベートも
それなりに努力して
それなりに自分なりの目指すところに行き着いてきたかな
と思います。

でも子供を授かるということ、
そして子育てに関しては
自分の行動ではどうにもならない場面に何度もぶち当たり
頑張ればどうにかなると思っている自分の鼻を
何度も折られました。


我が家は長女も次女も体外受精で授かりました。
その道のりは
せっかちな私にとってとても長く苦しいものでした。

要した時間は3年ほど。
使ったお金は500万円は超えていたんじゃないかな。


不妊治療の終盤は、
もしかして本当に授かれないかもしれないと、
少し覚悟を決めていた時期もありました。

それでもありがたいことに
長女が私たち夫婦のもとにやってきて、
最高の喜びを感じました。

しかし初めての子育てはその喜びから想像もつかない
不安や悲しみ、孤独の連続。

そして次女が生まれ、
2人育児が始まると、
それらのネガティブな感情とはまた別に

諦め。

という感情を味わうことになります。

でもそれはネガティブなものではなく、
自分なりに精一杯やって
それでもダメなら
お手上げだよね〜
と開き直った、むしろポジティブな感情です。

以前は、
自分のできないことにクヨクヨしていた私ですが、
2人育児を始めてから
無理なもんは無理だと潔く諦めることを
子供たちを通して学び
生きるのが少し楽になりました。

長女、次女。
ありがとう。



最近、3年ぶりの仕事を開始した矢先に
子供の体調不良で働けない私が、
現状に想起してこの記事を書きました。


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