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世界一好きな図書館(プラハ)決定。唐突に猛烈に一位に躍り出た (おまけ:ネドベドとビール)


【前回まで】スロベニアからザグレブまで
イタリアに住んでいる友人に車で送り届けてもらい、またクロアチアに帰ってくることができた柴田。
Zagrebの友人達にただいましたのも束の間、またすぐに出かける模様、、、 次の行き先は、チェコ!


世界一美しい街と聞いていたからどんなもんだと気になってはいたんだけど、
どうしてもゲットウな場所とか変な祭りとか自然の絶景とか泳げる海、、ひたすら夏!を優先的に追って行ってしまうので、
「綺麗な街」と言われただけじゃ後回しにしてきた。

Zagrebからの深夜バスで行ったので一泊分の宿代は浮いて、到着した朝から遊べる。
でもそれはバスで良く眠れたらの話。。
今回の6月からの一人旅の中でも度々深夜バスを使っているけど時間的には充分な睡眠が取れそうな時でも着く頃には疲れていて、チェックイン前に一旦どこかで昼寝していいか聞くはめ。

良い睡眠がとれない原因には、席が狭かったり揺れがすごかったり臭かったりということもあるけど、まず到着地だけに停まるわけじゃないから、他の駅に停まるたびに灯りがつく。
そして気持ち的にも、どこか降りれそうな時にトイレに行きそびれたら、そのあとしばらくなかったら怖いなぁって気になっているから眠りが浅くなるのもあると思う。

そして1番だるいのはパスポートコントロールだ。

クロアチアからチェコにバスで行こうとすると、スロベニアとオーストリアを通過してチェコに入国するので、国境を越える時にパスポートが必要な入国審査、出国審査がある。
シェンゲン加盟国の中ならなにもなくいつのまにか越えてる時もあるけど少なくともクロアチアはまだシェンゲンじゃないからパスポートチェックされる。
せっかく眠れても何時でも起こされて皆外に出されて、パスポートのチェックに並び、乗客みんながそれをやり終わるまで国境を出た側で待ち、
空のバスが国境を越えてきてからまた乗り込むの。

やっとバスに戻れたと思っても数分間は二度寝できない。なぜなら次は入国審査がすぐにあるから。歩いて数歩の場所にあっても違う国だから必ずどちらにも並ぶ。
眠っていた後に深夜の外に出されて並ぶのってめっちゃ寒いしうざくて叫びたい。

そして朝になれば、普通に太陽にも起こされる。

こんなんだから、大抵到着時には寝不足の疲れた顔してぼんやりしている。あるいは軽く車酔いも。

プラハにもそんなかんじで到着したけどチェックインが3時からだったし、天気もすごく良かったのでその日停まるドミトリーに荷物を預けたら、さっそくスタジアムに向かった

ええ、またスタジアム。
全然サッカーわからないくせにスタジアム。
なぜかというとチェコ行きにもまたここの投げ銭を使わせていただいたから。 
この旅記事に度々投げ銭してくれている方がどうやらサッカー好きなんですよね。前回もザグレブのマクシミールスタジアム見てきてほしいから試合のチケット買って入ってきてください、って投げ銭。
今回もチェコ行こうかなーとどこかに書いたらスパルタのスタジアムに見てきてほしいからチェコは迷わず行ってください、と投げ銭。
助かります!それはもちろん見てきます!

レトナ・スタジアム
+420 296 111 400
https://goo.gl/maps/DaYq3a7mGUxGjbhV9

で見たけど、なぁんもやってない。そりゃあ朝だしなぁ。
しん、、と静まり返ったスタジアムを呆然と見上げて3分ほどぼんやりしたのち、ネドベドーー!と叫んでみた。

この方が足長おじさんの好きな選手みたい。面白いお名前。ネドベドて。チェコの英雄らしい。

もう引退しているだろうしここにいるわけもないんだけど、
せっかく来て、投げ銭してもらって、この外観の写真だけお届けしてもなぁ、、、なんかおこらないかなぁ、、、うっかりその人に会えたりしたらだいぶ良い写真をお届けできるのになぁ、、、と思って呼んでみた。

が勿論誰も出てこない。念が弱かったかなぁ、申し訳ない。

でもこのスタジアムに来るために通ってきた道がめちゃくちゃ気持ち良くて、寝不足なのに幸福感でふわふわの夢心地。

なんか、のどかで清潔でどこも整備されていて、世界一綺麗な街と言われるのがもうわかるかんじ。

平和だ、、、

子供達が遊ぶ声が聞こえて、朝から幸せだったなー。

ここに来る背中を押してくれて(交通費くれて)ありがとう足長おじさん!!と思いながら、スタジアムの近くに韓国料理屋を見つけて早速ランチ。

本場の韓国料理屋みたいにおかずがたくさん出てきたりマッコリ出てきたりはしないしカフェみたいな雰囲気だったけど、辛いのくださいって行ったら唐辛子のなんか出てきたし、店員さんも優しくて丁寧だった。

そのあとまだチェックインまでも時間があるし、早速プラハ城のとこまで登ってみた。

途中でもてっぺんからでもどこから観ても絶景。

お城の外には屋台が出ていて、そこから降りていく反対側の道も可愛い。


そして宿の近くには旧市街地の有名な広場があって、そこの天文時計とやらが私が通った時に丁度動き出すタイミングだった。天文時計のその仕掛け?を映そうと携帯をかまえた人が大量に集まっていてスターのように注目を浴びた時計台が動いて、終わって、人々が拍手して、散っていった。
それにしても美しい時計台。。。


宿はドミトリーにしては多少高かったんだけど、ほんとうにここの目と鼻の先だったので立地は最高。そして古い建物を鑑賞しながら泊まれるような、美術館のような宿だった。

2段ベットじゃないところで皆で寝るのってなんか学校みたいで、孤児院の映画とか、ピーターパンとかも思い出すよね? わくわくして面白かったけど、シーツが少し部屋干し臭かったのだけ残念。笑

その夜飲みに行った場所は例のネドベドが通うと噂のbeerパブ。
スタジアムであまりに何も起きなかったからせめてネドベドの香りを記事に持ち込んであげなくっちゃと意外にもケナゲで真面目な私。

本人はその日は来てなかったけども、、

なんかユニフォーム?とかはあったよ!!

写真もほほほほら…


酔っ払いましたさーせん!
ネドベドそっちのけでビール10杯は飲みましたさーせん!
投げ銭ビールに使いましたさーせん!!


こんだけブレてちゃごまかせないわ。
チェコのビールもこんなに美味しいのー?!?
って一杯目にめちゃくちゃ嬉しくなって、、こないだ行ったミュンヘンのオクトーバーフェスでのドイツビールが既に恋しくなってたからもうたまらんくて、、。

ピルスナーラガーがそもそも好きなんだけど、そそぎ方も上手だしチェコで何が嬉しいってハンドルジョッキ率!私はこの見た目だけでおいしさ何割増しにもなる!
小さいサイズだとしても、短くて太ったジョッキ。

こうゆうこと

グラスのほうが美味しいものもあるかもしれなくてもこれはやめれない。断然ハンドルジョッキ派。

だからもう止まらなくて10杯とかするする飲めるビールが嬉しくて、でもピルスナーラガー少し甘いからさすがにそのあたりで飽きてきて急にいらなくなった。次の日起きたらびっくりするくらいお腹に肉がついててビールすごい!てなった。あんなにお腹出るのか。
でも次の日と次の日にビール3杯までくらいに戻したらお腹も一応戻った。


そしてプラハの景色もエピソードもまだまだあるけどタイトルにしちゃったからもう全てをぶっ飛ばして先に図書館を見せる。
この!

素晴らしい図書館!!

ねえ。なにこれ?

なにこれ?!?!

何枚載せても同じなんだけど何枚でも載せたい!!

撮っても撮っても感動して離れられなかった。

図書館が好きだから、プラハの大きな図書館にふらっと行ってみた時にたまたまその向かい側くらいにここの看板が出ていて、もう使われてない図書館(もったいない!!)だけど見学が出来るらしく。その看板に出てた写真でもう顎がパカーンと落ちるかと思ったくらい惹かれて入場料かかるとあっても投げ銭でチェコに来たぶん気持ちも大きくなっちゃって🤪 入ってしまったよ。

そしたらもう時が止まってたというかファンタジーで神秘的な空気が静かな中に大きく漂ってて本当に息を呑んだというか息が止まったというか嬉し泣きしそうだったまた!美しすぎて!

何度載せても良くない?これは!

ああ!欲しいここ!!!

Klementinum
+420 222 220 879
https://goo.gl/maps/gPy6e7xZezbfCBSXA

どこの本屋さんも図書館も基本的に大好きで、サンフランシスコでもロサンゼルスでもオーストラリアのパースでも、どの街に住んでもいつも近所の図書館のカードを作ってそこで過ごす時間に癒されてきたけど、デザインと空間の神秘的なパワーでソッコウ私史上1番の図書館に躍り出ちゃった。

利用できたわけじゃないという点では利用してきた図書館とはベクトルが違うというか比べられない気もするけど。

使われてないことだけなんかすごくもったいない。まだここの物語を続けてほしい。見学用にして変わらず保管するのも良いのかもしれないけど今も人に愛されて普通に利用されていたらもっと素敵なのに…と思っちゃうなぁ。

この写真を見てもらうと気づくと思うけど、天文学の場所でもあるよね?天文学のものが混ざるとデザインとしてこんなに素敵になるんだなーと感動。 

あの広場の天文時計を見てからここも見たから、あれ?天文学や占星術に長けた町なのでは?と思ったらやはり深い繋がりがあるみたい。プラハって。
なにも知らずに来ちゃったからどこかでカケラを拾わないと何にも気付けない。でもこの図書館に出会わせてくれた運命はカケラを拾わせてくれた。

ティコ・ブラーエって最も正確で優秀な天文観測者が亡くなったのもこの町みたいだし

プラハが出来る前、このへんが深い森だった時にある人がその森の一点を指してこの場所に街を創ると繁栄すると占星術で予言して、最初の住民たちがここに城を建てたとか。
いろんな災害を免れてきたプラハの運命もその場所に意味があるんだとか無いんだとか…


素敵素敵素敵!

からくり時計が動き出したみたいに本当のプラハの魅力が見え始めた!

これは深掘りしがいがありそうだから今回は3日だけだけど次回は、1ヶ月くらい住んでこの美しい眠れる図書館の向かい側の図書館に通ってたくさんお勉強して過ごそうかしら😍

美しいだけじゃなく学びたい欲を掻き立てるものが多かったのがプラハの特徴かも…

ぶらりプラハ、後編に続きます💃

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旅人Chihiro Shibata
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