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持って行くものは3つだけ|暮らすように旅してみるニューヨーク編

「なにか忘れてる気がする…」

空港へ行くときに毎回現れるこの気持ちは、心配性で完璧主義の名残だなと思う。

例えば企画したイベントの前日は、
なんども脳内シュミレーションをして朝になる、というように頭が忙しくて寝られない人間だった。
あらゆるパターンで抜け漏れをなくしたかったのだろう。

しかし、いまはこのストレスから解放されている。

海外旅行の時は、「この3つさえ持っていけば、あとは何を忘れてもOK」ということにしたからだ。

その海外旅行で最低限持って行く3つのものとは、
①パスポート
②クレジットカード
③スマホ

人間の脳が楽に思い出すことのできる要素は3つか4つと、何かで読んだことがあるけど、確かに3つならわたしも楽に覚えられる。

最悪、航空券は再発行したらいい(そもそもeチケットで乗れることも多い)し、クレジットカードがあれば買い物も現地通貨を引き出すこともできる。服や化粧品などは忘れても現地調達すればいい。

「何かを得るためには、何かを捨てろ」とは、よく言われることだけれど、
海外で余計な心配を増やすのは、感受性も健康も損ないかねない。

あらゆることで頭がごちゃついたときは、3つに絞るというのがオススメだ。
天才でない限り、わたしたちはそんなにたくさん考えられない。

だから、「この3つさえあれば何とかなる」の精神は、空港へ向かうときの心を軽くしてくれる。

そして、空港に着いたら、
「バゲッジの重量超えてたらどうしよう…」

なんてことになるので、まだすべての心配ごとからは解放されないのだけど。

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