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商標出願完了。商品ラベルは書家の父にお願いしました|いろは醤油誕生物語#6
いろは醤油の名前が決まって、まずしたのが商標登録手続きです。
他社に使われないようにするためにするのが商標登録。
役所手続きが面倒臭いので、自宅からネット申請。
特許庁の担当者ができない人で、いろいろ電話がかかってきましたが埒があかず担当変わってもらったらスムーズに登録完了しました(結局申請不備はなし)。
ちなみに申請から登録までは半年くらいです。
商標登録したら、
いろは醤油®️ ←Rマークをつけられます(つけなくてもいいけど)
これで、他社が、「いろは醤油」という名前の醤油を売り出したら、「使うのやめてね」と言うことが法的に認められます。
商標登録の流れ
自分の商品やサービスを持っている人は、商標登録したことあると思いますので、おさらいです。
<商標登録までの流れ>
1 特許情報プラットフォームで、名前の被りがないかチェック
2 商標出願申請書作成
3 出願料納付
4 出願
5 審査結果が届く
6 登録料納付
7 商標登録
だいたいこんな感じでした。
こういうA4の賞状みたいなのが送られてきます。
ちなみに、標準文字でも、ロゴでも登録できます。
面倒臭い人は、弁理士にお願いしたらやってくれます。
ラベルはファンキーな父に書いてもらいました
商標出願してからするのは、いろは醤油のラベルデザイン。
こちらは、デザイナーさんに向けてコンペを開催して、決めました。
筆文字部分は、書家の父に書いてもらいました。
ちなみに、書家の父は、普段こんな字を書いています。
力強い文字を書くのが得意。そんな父はこちら
普段は、おばんざいバー『風のほうき』をしています(最近始めた)。
書家ですが、料理人でもあります。
美味しいそう。父の料理はだいたい美味しいです。
ラベルの文字をお願いしたとき、「そんな細い文字は書かん!」と言うので、「書くもん選ぶとか一流じゃないんや…」とつぶやくと、書いてくれることに。父は負けず嫌いです。
スパルタ娘が無理言って、なんどもやり直ししてもらい、できたのがこちら。
商品の顔が決まった。やればできる子。
ちなみに父のお店はこちら。
<風のほうき>
〒541-0055
大阪市中央区船場中央4丁目1-10
船場センタービル10号館 B1F
(船場茶屋小路)
TEL/FAX 06-6245-3416
営業時間 お昼 11時~14時 夜 17時~23時
土曜日はお昼のみの営業となります
定休日 日曜日 祝日
本町駅すぐです。
元バーテンダーなので、お酒も美味しいです。
夜は1000円あれば飲めるらしいです。
もともと破天荒な父でしたが、70歳過ぎても、気が若いと見た目もやることも若いですね。
69歳でお店を始める、ファンキーでロックな父。
母が亡くなって寂しかったのかな。
娘に代わってお相手よろしくどうぞ。
お話は続く→レシピサイトを始めたので調理師になりました|いろは醤油物語#7
●● いろは醤油物語まとめ ●●
第1話:いろは醤油名前の由来→広島県鞆の浦で決めました。
第2話:お醤油蔵探し→岡山県とら醤油さんに決定しました。
第3話:お醤油を通して伝えたいこと→豊かさの本質伝えたい。心を軽くお料理ができるように。
第4話:うま味調味料を使うか使わないか→わたしが食べたくものは使いたくない。そんなことに気づかせてくれた出会いたち。
第5話:アミノ酸ドリンクやサプリメントは飲むのに、うま味調味料のアミノ酸エキスは避ける人の心の中→いろは醤油の全素材を発表
第6話:商標出願完了。商品ラベルは書家の父にお願いしました←いまここ
第7話:レシピサイトを始めたので調理師になりました←次のお話
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