【仕事】キャリアに行き詰まった時に試すべき視点の変え方
こんにちは、植田千尋です。
いきなりですが、皆さんはキャリアに行き詰まった経験ってありますか?
大手の銀行に勤めている所から起業してきた私は、当時を振り返ると行き詰まるどころか、そもそも将来設計を描くことを放棄していたように思います。
まず、目の前の事を頑張る。
頑張ることを頑張っていました。
そう、キャリアについて立ち止まって考える・描くことの方が当時の私からすると結構タフな事でした。
この記事を見ようと立ち止まった方は、おそらく既に自分のキャリアを見据えて、キャリアを描こうとしている段階の方が多いかもしれません。
その時点で素晴らしい事だと思いますし、
そして今が一番若いと思うと、
キャリアを考えることはいくつになっても重要なことすし、多くの人が通る道です。
社会に出たばかりの頃は、
目の前に広がる可能性に胸を膨らませますが、
数年経つと「本当にこのままでいいのかな?」と不安に駆られることもあるでしょう。
仕事のマンネリ、将来の見えない不安、自分の成長の実感が薄れる瞬間に直面すると、どうしたらいいか迷ってしまいますよね。
そんな時、以下の3つの方法で視点を少し変えてみることで、何か打開策となるかもしれません。
1. 「過去」に焦点を当ててみる
キャリアに行き詰まったと感じる時、多くの人は「今」や「未来」にばかり目を向けがちです。
今目の前の事に目を向けると、多くの方は悲観的になりがち。
未来のことに目を向けると、予想できないことなので不安になり悲観的になりがちな方が多い印象です。
しかし、そんな時は結構焦っている可能性が高いです。
そんな時こそ、一度「過去」を振り返ってみることも大切です。
物心つく幼少期から、どんな人生だったのか?
何を感じてきた人生だっのか?振り返ります。
これまでの経験や成し遂げたこと、学んだことをもう一度思い出してみてください。
誰しも人生において成功体験はあると思います。
成し遂げた結果・成果が大きいことでも小さいことでもどちらでもいいです。
大事なのは、自分がつかみ取った!とか自分にとっても成功体験で十分です。人と比較するものではないと感じています。
小さいことから大きいことまで、いくつでもいいので書き出してみましょう。
思いのほか自分が積み重ねてきたものが多いことに気付くはずです。
例えば、1年前の自分と今の自分を比較してみると、成長を感じることができたり、乗り越えてきた困難を再確認することができたりします。
私は社会人1年目の終わりになって、学生の時よりこれができるようになったなとか、
私は社交ダンス時代の達成経験が大きかった分、今の仕事にこういう事が活きているなとか、自分の強みってこれだなって発見が多かったです。
目の前が悲観的になっていた場合でも、
あれ、意外とできている事や成長している事が多いと感じます。
過去の成功体験を思い出すことで
「自分ならまたできる」と前向きな気持ちになれることや、自分への可能性を感じるきっかけになります。
そして、もし過去に達成したことの中で、心から満足できたものがあれば、
それを今後のキャリアにどう活かすか考えるヒントにもなるでしょう。
2. 「今の自分」を客観視する
行き詰まりを感じているときは、自分自身を正しく評価するのが難しいものです。視野が狭くなり、マイナスな部分にばかり目が向いてしまいがちです。そこで、客観的に自分を見つめ直す時間を取ることがオススメです。
おすすめの方法の1つは、信頼できる友人や同僚に相談することです。
信頼できる人達からのフィードバックは、自分では気付かない強みや成長を教えてくれることがあります。
また、自分の強みを客観的に知るために、自己分析ツールや性格診断などを活用するのも有効な場合があります。
自分のことを冷静に理解することで、今の状況を冷静に受け止め、次の行動に移しやすくなります。
ちなみに余談ですが、
私のMBTIは「指揮官」です。
周りからはめっちゃぽいでねと言われます(笑)
みなさんは何ですか??
3. 「未来」を小さく区切って考える
行き詰まりを感じると、未来に対して漠然とした不安を抱くことがあります。「これからどうなるんだろう」「このままの道で大丈夫なのか」と考えすぎてしまい、動けなくなってしまうことも。
そんな時は、未来を一度「小さく区切って」考えてみることをおすすめします。
例えば、5年先や10年先のことを一度脇に置き、次の半年や1年にフォーカスしてみるといいです。
この期間で自分が何を達成したいか、何を学びたいかを具体的に考え、小さな目標を設定します。
短期的な目標に集中することで、今すべきことが見えてきますし、
小さな成功体験が次への自信にもつながります。
4. 「他者のキャリア」から学ぶ
自分のキャリアに行き詰まったとき、他の人の経験や考え方を参考にすることも大きなヒントになります。
何事も視野を広げるって非常に大事ですよね。
特に行き詰まった時や、新規事業や新しいことをスタートする前は私も視野を広げて選択肢を広げてから選ぶようにしているので、よく参考にします。
自分とは違う業界や職種で活躍している人、
特に尊敬する人やロールモデルとしている人物のキャリアパスを調べてみましょう。
SNSやインタビュー記事、本などで彼らの経験に触れると、思いがけない気づきを得ることができますし、私はリアルな人との繋がりが好きなので、
メンターとなる人や、少し先を走っている先輩に相談するようにしています。
また、周囲の人とキャリアについて話し合うことも有効です。
自分と同じような悩みを抱えたことのある人や、全く異なる視点を持つ人との対話は、視野を広げてくれます。
他人の成功や失敗談を通じて、新しい可能性を発見できるかもしれません。
最後に
キャリアに行き詰まったと感じる瞬間は、誰にでも訪れるものです。
しかし、視点を変えることで、今の状況に対する新たな解釈や可能性を見出すことができます。
過去の自分を振り返ったり、今の自分を客観的に見つめたり、
未来を小さく区切り、他者から学ぶことで、また一歩前進できるはずです。
私にとって、行き詰まりのタイミングは
「新しい挑戦へのサイン」「次のステージ・ステップに進むサイン」
だと捉えています。
人生は1回きり、せっかくなら障害や壁と思えることを何度も超えていく人生にしたいものです。
その障害や壁を乗り越えた先の景色がきっと最高のものだと信じて。
視点を変えて、自分らしいキャリアを追い続けましょう。
植田千尋