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spica1014
なにっ海なのに沼!?
どうやら私は、ここ数年で釣り沼にはまってしまった。食べられる魚の方の釣り。海釣り。釣りの引きや手に伝わる感覚が好きな方もいて、釣っても返す人。急激に発展を遂げた、見せる釣り、や釣れるかどうかのネタとして使う配信釣りなど様々な釣りがある。しかし私が魚を釣る目的は、釣った魚を食べる。ということにある。釣った魚を食べるとお店で売っている魚との違いがわかってくる。匂い。そして何より、そこらへんではあんまり出回ったことを見たことがない食べられる魚も釣れたりする。一昨年の年末に釣れた特大アナゴ。あれは絶品だった。下ごしらえで、滑りをとり、つかみにくい体をアイスピックで打ち止めて腹を開き、内臓を取り出し、小骨を取り除き、ブツ切りにして鍋にして食べるのが一番。寒さに耐えながら釣る真冬の夜釣りで釣れるアナゴは真夏の夜釣りで釣れるものより体が大きいことが多い。それは、やはり人間と同じで体が寒いと体を維持するために食欲も増す。それに伴い体が大きくなる。アナゴの鍋も美味しいのだが、アナゴ鍋をした後のアナゴの雑炊が究極の一品だと思う。いうまでもなく、アナゴの出汁を使った雑炊だ。アナゴ以外は野菜、卵だ。「えっ他のお出汁は?」と思った方も多いかもしれない。そんなものは一切いらない。鮮度が抜群だから実現可能な一品。こうして、今回ご紹介したのはアナゴだが魚に対する細かい解説ができる。という事自体が沼だ。ほらほら、唾がじんわり出てきた読者の皆さん。食べられる魚を釣りましょう。ちなみに、アナゴ釣りは、置き竿が基本ほっとくだけの釣り。竿先の反応は重要なポイントです。竿先に鈴をつけておくとかかった時にあたりがわかります。
また、気が向いた時に別の魚でお会いできれば