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イギリスには、日本的な人間ドックや健康診断にいく習慣はないらしい。

先ほど、英会話の先生とのお話で盛り上がったのが、
人間ドック(健康診断)のお話。

先日、人間ドックに行ってきたばかりでしたので、
イギリスでの健康診断って
・どんな頻度で行うのか?
・どんな種類の検査をするのか?
などが気になりまして、
イギリス事情を聞いてみたいなと思い、
英会話の先生に質問をしてみました。

すると、驚きの回答が。

「イギリスには、そういった習慣がない!」とのこと。

一定の年齢になると、
婦人科系の健康診断(子宮頸がんや乳がんなど)はあるけれど、
日本的な総合健康診断的なシステムはないとのこと。
(あとは、腸がん??の検診はあるらしい。)

つまり、年に一度の定期検診、
なんてものは、
イギリスではやってないとのことなのです。

日本って、なんか、すごいんだな。
と、改めて日本の素晴らしさを実感。

じゃあ、X線検査とか、エコー検査とか、胃カメラとか、
そういった検査はどうしたら受けられるのか、と伺ってみました。

流れとしては、まず、
何らかの不調を感じて、ホームドクターに連絡。
ホームドクターが検査が必要だと診断をしたら、
今度はそういった器材のある病院を予約してくれるとのこと。

先生のお友達の例をお話してくれたのですが、
不調を感じて、
検査を受けるまでに8ヶ月。
そして、外科手術を受けられたのは1年以上後。
これが癌だったら亡くなっていてもおかしくないくらい、
検査に至るまでの期間が長いので、
これはすごく問題だ!
と先生が強くおっしゃっていました。

つまり、イギリスでは一般的に、
不調を感じるまでは、検査を受けるということは
ないらしいことがわかりました。

自分ではまだ体感できていない不調や不具合を早期発見するために検査をする、という日本のシステムは、本当に素晴らしいと思います。

ちなみに、他のヨーロッパの国々で、
例えばフランスやイタリアでは、
日本みたいに健康診断があるそうで、
国によっても医療制度って全然違うんだなあと思いながら、
先生のお話を伺いました。

私の健康診断の結果表を先生にお見せしたところ、
「そのような書類も、基本的にはもらえないのよ。」と先生。
じゃあ、どうやって健康情報を得るのかを伺うと、
口頭でホームドクターから聞くだけだそう。
(ホームドクターのところには書類的なものはいくそうですが、
それを患者さんには渡さないらしい。)

色々びっくりなことだらけのお話でしたが、
色々覚悟を決めるためにも、
お話をお伺いできてよかったなと思いました。

この英会話の後、ネットで少し調べてみたところ、
日本人向けの健康診断施設というのは、
イギリス内でも日本人によって運営はされているらしいことはわかりました。
なので、人間ドックを受けたいと思えば、
イギリスでも一応受けることができそうです。

とりあえず、日本にいる間にいくべき病院にはすべて行った上で、医療面での不安要素はできる限りすべて取り除いて、イギリスに行こうと思いました。


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