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アダルトチルドレンの原因(私の場合)

私って、つくづくお金の話が好きなんだな…と、改めてここ数日で気付かされました。
「お得に買えた!」「安かった!」が自慢話だと思っていたのですが、今の会社は皆さんお嬢様&お坊ちゃまが多く…
良い方たちですが、若干冷ややかに受け止められていることを感じ、会社で話すことは控えていますw

最近、この「相手に引かれている」という感覚が強く、被害妄想気味なのかも…とも思います。自分がその環境で一人だけ浮いているという違和感。
これは、私が大学生の時にも強く感じたことでした。

田舎から上京し、そこそこの大学へ入学したのですが、帰国子女のお嬢様など育ちの良い方が多く、「私はここにいるべきじゃない」という感覚に襲われました。また、高校時代から興味を持っていて進みたかった別の道もあったため、結局1年で中退してしまったのです。。。

タイムマシーンがあるなら、絶対に卒業するまで頑張れと自分自身に伝えたい…。他にも私の人生には「後悔」が山ほどあります。

さて、アダルトチルドレンについて語るに当たって、wikipediaから引用した特徴をご覧ください。
私自身に当てはまるものを◎・〇・△・×の4段階で記載してみました。
(◎よく当てはまる、〇まあまあ当てはまる、△どちらかと言えば当てはまる、×当てはまらない)

【アダルトチルドレンの特徴】
①自分の判断に自信がもてない。〇
②常に他人の賛同と称賛を必要とする。〇
③自分は他人と違っていると思い込みやすい。◎
④傷つきやすく、ひきこもりがち。◎
⑤孤独感。自己疎外感。◎
⑥感情の波が激しい。◎
⑦物事を最後までやり遂げることが困難。〇
⑧習慣的に嘘をついてしまう。×
⑨罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。〇
⑩過剰に自責的な一方で無責任。〇
⑪自己感情の認識、表現、統制が下手。◎
⑫自分にはどうにもできないことに過剰反応する。◎
⑬世話やきに熱中しやすい。◎
⑭必要以上に自己犠牲的。〇
⑮物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。◎
⑯他人に依存的。または逆に極めて支配的。◎
⑰リラックスして楽しむことができない。◎

17項目中、私は◎10個、〇6個、×1個。多い方でしょうか。
私がアダルトチルドレンというものを知ったのは、20代半ば~後半の頃でした。
たしか、ヤフー知恵袋で悩みについて投稿したところ、ACではないか?とのコメントを頂き、自分で調べてみたのがきっかけでした。

その時に出てきた上記特徴があまりにも自分に当てはまり過ぎていて…
自分を監視している誰かが私の特徴を列記したのかと思うほど一致していて、心底ゾッとしたのを覚えています。

機能不全家族の原因はいろいろかと思いますが、私の場合は両親の不仲と兄弟からの暴力でした。また、父親が自室に置いていた、女性が虐げられる類の成人雑誌を目にしていたことも悪い影響でした。

まず両親ですが、普通に会話をしている姿を見たことは物心ついた頃から一度もありません。
目の前での夫婦喧嘩、父親が茶碗を投げて割る、母親が包丁を持ち出して床に突き立てる、母親が殴られる…
両親そろっているシーンで思い出せるのはそんなことばかりです。
二人とももう他界した今でも、こうして書くと気持ちが重たくなります。
殴られた後に泣きながら友人に電話をかけている母に、涙を拭くためにティッシュを取って手渡していたのは、たぶんまだ幼稚園か小学校の低学年の頃だったかと…
あの頃は、ただただ母を励ましたいという気持ちでいっぱいでした。
(ちなみに、現在では子供の前での夫婦喧嘩は児童虐待に該当するそうですが…)

このような家庭環境で子供がまともに育つわけがなく、彼もまた被害者かもしれませんが、私の兄は私にとってはサイコパスとしか思えない存在でした。
性別と年齢の差がありながら、お腹を蹴られたりということが幼少期にあり、中学生の頃には本気で首を絞められるということが数回ありました。
大好きな祖父のために夜中皿洗いをしていると、後ろから近づいてきて「いい子ぶってんじゃねーぞ」と言われ、暴力を振るわれるのでは…と震えるほど怖かったことも覚えています。

そんなわけで私の男性不信の状態は非常に悪く、これも結婚生活が上手く行かなかった大きな要因でした。思い返すと、これまで関係を持った男性に対し、ほぼ最後は恨みや憎しみという感情で締めくくられています。。。
相手を信じられないし、どこかで敵対心を持ってしまっているのです。

男尊女卑な物事に過剰反応してしまったり…
騒いでいる男子高校生の集団に猛烈に嫌悪感を抱いたり…
男はろくでもない人ばかり、信用できない、という猜疑心でいっぱいでしたし、今も電車で男性の隣に座るのが非常に嫌です。。。
頭がおかしいですよねw
自分でも辛く、その感覚が異常であることは理解できるのですが、自分の感じ方を治すことがどうしてもできないのです。

では、母はどうだったかというと、彼女は私のことには無関心でした。
衣食住などのお世話に関して問題ありませんでしたが、一緒に遊んでもらったり、どこかへ出かけて楽しく過ごしたという記憶がほぼありません。
一度、一緒にバドミントンをして、それがものすごく楽しかったので、後日またやりたいと伝えたところ、庭の物干しざおにビニール紐で羽をぶら下げられ、それを一人で打って遊ぶように言われました。
一方、兄に対しては思い入れが強く、小学校高学年くらいには愛情の差も感じるようになりました。
(数年前に母がなくなり、遺品の携帯電話の中のメールで母の思いをいろいろと知ることになるのですが、それはまた別の機会に書きます)

母は当時にしては珍しい一人っ子で、祖父母からとても可愛がられて育ったようでした。
母はいつまで経っても「母親」にはなれず、子供から見ても「幼いヒロイン」のような人でした。近所の人間、自分の疲れや体調の悪さ、父親に関する愚痴ばかりを言っていました。
たしかに体もあまり丈夫ではなかったようですが、それにしてもネガティブな言葉と溜め息のオンパレード。それを普通と思い込んで育った私は、高校生の時に友人から「ため息つき過ぎ」と指摘を受けて、そういった言動が良くないことだというのを初めて知るのでした。

生きることの楽しさや喜びが分からない…それは呪いのようにいつまでも続きます。
「人生は楽しんで良いのだ」というAC本を読んで見た言葉が、とても衝撃的でした。普通の人からしたら、何てことない陳腐な言葉なのでしょうが、私には雲の切れ間から突然差し込んだ光のように感じられました。
ただ、実践するとなるととても難しい…
今日もすごく落ち込んで、メンタルが危機的状態になったのですが、そんなのは日常茶飯事なのでw
落ち込んだり立ち直ったりを繰り返して、今日も生きています。

深田恭子さんが適応障害でドラマを降板したことがニュースになっていますが、女性って40歳手前からガタガタとメンタルが崩れやすくなる気がしますね。
仕事柄、いろんな方の経歴を目にする機会があるのですが、それまでとても周りからの評価が良かったのに、突然問題を起こされるケースもしばしば目にします。

もしも私が男だったら、ここまでセンシティブで過剰なフェミニストになることもなかったのかな、と思います。
女性は本当に大変ですよね…。
年齢を重ねると価値が落ちると思ってる男性もたくさんいますし、その価値観でダメージ受けることも多く。
男性も同様のことはありますが、女性は美や若さを保つことにとても敏感ですから、そういったことで受けるダメージの深さは男性の比ではないように思われます。

今回はイントロダクションですが、ACの話は今後も書いていこうと思います。


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