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ドイツ語学習と私🇩🇪

私は、以前に、
フランス語をゼロから学びDALFC1 試験に合格するまでの導入編(続きを書いていませんでした・・・)

イタリア語をゼロから100%オンラインで学びCILS C1に合格するまでの道のりと試験対策

について書きました。

今日はドイツ語についてです。
私にとってドイツ語学習は、まあまあ辛い経験です。

私は、2018年の10月末日にドイツのフランクフルトに転勤をしました。
ドイツかぁ、ドイツ語全然わかんないや・・」と思い、
転勤前に、少しオンラインで単語や文法を見たりしていたのですが、
あまり真剣に取り組まず、

ドイツに到着してからも、
オンラインマンツーマンで夫と一緒に習おうと先生を探したりしましたが、
見つけてはダメ出しし続けず、
しばらくはぼんやりと眺めるしかやらずにいました。

フランクフルトのクリスマスマーケットは、私の中ではトップ3に入る美しさです。めっちゃコンパクトだけど、映えるところが良いです。

2019年の夏前ぐらいに語学学校に通おうと思い、
仕事の後に通える学校を見つけ、夫婦で週3(!)で通い始めました。

ただし・・

私の仕事のスケジュール(当時は毎日オフィスに通勤し、18時前に帰ることは不可能・・)を踏まえると
なかなか行ける学校がなく、

時間が合って、すぐに始められるというようやく見つけたところは、
資格のあるプロの先生がいない、ものすごく適当な語学学校(ということにしばらく気づかなかった)。

講師は大学院生がお小遣い稼ぎにやっているだけ。
(語学の専門などでも全くない)

テキストも、誰がいつ始めても出来るように、レベルや文法の内容もぐちゃぐちゃになっている。
そんな低クオリティな学校にも関わらず、
私も夫も、一生懸命、週に3回通っていました。

私が出張で行けない時などは、カフェに入り、
そこからワッツアップなどで夫に電話をかけて、
クラスにいる夫の電話から、講師の説明を聞いたりしていました。

泣けますね・・・・

ドイツって、外国人の観光ガイドには載っていないような、小さい可愛い街がめちゃ多いんです。こちらはものすごくロマンチックな街、Bergheimベルクハイム。

でもその教わり方で理解が深まることもなく、
私は結局、家で、ぐちゃぐちゃのテキストのエクササイズを解きながら、
文法の本を見て理解しようとして、ほぼ独学をしていました。

そして忘れもしない2020年の3月。
コロナのせいで、ドイツでは全ての活動が停止になり、
全ての施設が閉鎖されました。
もちろん、語学学校も。

当時は誰も慣れていないオンライン。
ズームで15人ぐらいの生徒を繋いだりで学校も授業をすることに必死でしたが、
オンラインに慣れていない先生と生徒とで、質問もちゃんと聞いてもらえず、全然授業にならない。

私はオンラインでのグループ授業を中断して、
学校の再会を待つことにしました。

2020年の夏前ぐらいに語学学校が再開され、また通い始めます。

同時にフランクフルトに私たちより少し後に移住してきた日本人の友達夫婦が、その年の9月頃にドイツ語のTELCのB2試験を受けると聞いたので、
ふーん、私も受けてみよう」と申し込みをし、11月に受けることに。

ほぼ独学で試験勉強をして、
11月半ばにTELC B2試験を受けて、筆記は合格。
ただ、何のヘマをやらかしたのか、まあまあ上手く出来たかな、
と思った口頭試験に落ちてしまいました。

TELCは1回だったら落ちた部分(筆記か、口頭)だけ受け直しが出来るので、
ドイツ語タンデムの友達に練習をしてもらって、
(※タンデム友達は、イタリア語もそうですが、私の試験勉強を本当に助けてくれました。)

もう一度2ヶ月みっちり口頭だけ集中して勉強し直して、
2021年の1月末の試験で、無事口頭も合格することが出来ました。

めちゃ可愛いベルクハイムのお家たち。

ただし、

あまりに詰め込みでやったせいか、良い先生に恵まれずほぼ独学だったせいか、
ドイツ語自体が、あまり好きでなくなってしまいました。

また、当時同時に勉強していたイタリア語の方に集中したいな、とずっと思っており、
でも無理やりドイツ語に時間を使っていたのが、試験合格とともに爆発。

もうドイツ語勉強したくないーーー

ということと、イタリア語の試験も受けたかったのでそちらに全力投球することにし、
そこからドイツ語は勉強をやめてしまいました。

試験勉強が終わってしばらくも、ドイツ語を話すオンラインのアクティビティ(Deutsch Gymというものがあります、月額制で、ドイツ語を学んでいる外国人が、頑張って与えられたテーマでドイツ語で振り分けられた3人ぐらいと話すもので、やろうと思えば毎日行われています。当時は価格ももっと安かったですが、人気が出たので値上げしたようです)
とタンデムを続けていましたが、次第にフェードアウトしてしまいました。
(ドイツ語タンデムは出産するまで週1で続けていましたが、産後は時間を積極的に取らなくなったのでやめてしまいました)

この経験から学んだことは、

良い先生に学ぶことがものすごーーーーーーーーーーーーーく重要。語学学校はレッスンの頻度・回数とか、値段とかじゃなくて、もう、クオリティとか評判を第一で、選びましょう・・・
学びのスピードは適切であるべき。そういう語学学校に通ったり良い先生に学べば、適切なスピードで学べるはず。私はもしかしたら、他の語学に比べても、ちょっと駆け足でやりすぎたかもしれません。(ちゃんと学び始めてから1年半ぐらいでいきなりB2試験)それで詰め込みすぎな感じになってしまったのかも。

そんなドイツ語は、歯医者に行く時とか、何かを予約する時とかにちょっと使うぐらいで、今はほとんど使っていません。

ただ、2025年が始まるにあたって、せっかく学んだことを復習しなおそうかな、と少しずつ昔のノートなどを見返し始めました。
「好きじゃなくなってしまって勉強を中断した言語を、もう一度やり直す」というのは、私にとっても、初めての経験。

また、進捗を、レポートしますね!

さて、私が多言語学習の経験で学んだこと、取り入れてよかったこと、こうした方がよかった、というようなことを、さらにはヨーロッパの日常で感じたことや異文化コミュニケーションで見つけた面白いことをシェアするメルマガを始めました❗️
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