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石橋を叩いて渡る。

おはようございます。
昨夜は、noteに寝かしつけされ、
作成中そのまま寝落ち...。
今日は朝から続きを書きました。

そんな今回は、
私が海外で初めて暮らした時の様子を、
懐かしみながら書きたいと思います。

私が初めて海外で暮らしたのは、
アメリカ自治領区のサイパン島でした。
なぜサイパン島なのかというと、
日本からのアクセスも良く、
初めは友人と一緒だった旅行も、そのうち一人旅になり、行くたびにこの島と海の綺麗さに後ろ髪を引かれ、何度行っても、
またすぐ行きたくなるを繰り返し、
だったら一度、住んでみるのも良いかもしれない。と、思い立ったのがきっかけでした。

当時は実際に住まれている日本人も多く、
そして、なにより昨日の日記でも書いたスキューバダイビングに付随したもので、
当時、ダイビングでお世話になっていたショップの方たちにも相談したり、自分が置かれていた環境の理解もあって、安心材料が揃った中、念願叶って2ヶ月の短期滞在をしました。

実際に暮らしてみて思った事は、私の場合、趣味がメインの滞在なので、言葉も英語がそこまでできなくても、ほぼ日本語を話していたし、特段なにに困る事なく、至ってスムーズな暮らしで、
海外暮らしに憧れていた超初心者の私は救われました。

暮らしのスタイルは、ほぼルーティン化。
1日3回、ダイビングと食事、そして睡眠。
と、ダイビング三昧な暮らしであったのと、
気の知れた方たちに囲まれ、実際にショップのお手伝いもしたりと、自分はゲストで来ているのに、インターンシップのような体験もできて、
これが、後の目標にもなったインストラクターライセンスの取得に向けて動き始めた理由でもありました。

宿泊先は、長期滞在用のコンドミニアム、部屋にはキッチンや冷蔵庫が付いているので、ほぼ毎日自炊していました。
たまにショップの方と、その日に一緒に潜ったパーティーで夜ご飯へ行ったり、ローカルスタッフの自宅に招待されBBQしたり、とても充実した毎日を送っていました。

よく作っていたのは、素朴なハムとたまごと野菜のサンドウィッチ。
1日3回のダイビング生活だったので、朝のダイビング前とお昼前、小腹を満たす程度によく食べていました。
飽きもせず、あんなに毎日サンドウィッチを食べる人生なんて、後にも先にもない。
本当に美味しかったなー。

食べているものは同じなのに、
毎日の景色は、まるで早く続きが知りたくなる紙芝居を見ているようでした。

近くのショッピングセンターも徒歩圏内、
遠出するならタクシーも利用できて、道もすぐに覚えられ、旅行とはまた違った『暮らし』を経験する事で視野も広がり、何と言っても心がオープンになれました。
これが自分にとって、何とも居心地が良くて、
もうずっとこの暮らしで生きていきたい。と、
思いました。

そうして帰国の日が。
悲しくて涙が止まらないし、
目の前にある景色にも、
愛着が湧いて離れたくない。と、
また絶対に来よう。

そう誓って今、
もうあれから10数年経ちますが、
まだ行くことが叶っておらず。
いつか必ず☆

みなさんは、とっておきの場所、
ありますか?

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