恋愛と狂気
好きな人に一言おはようと連絡を入れるだけで気持ちが悪いと貶される今日
気がある連絡を入れるだけでスクショを撮られて晒される気持ちが悪い今日で、恋愛をするなんてなんと難しいことだろう。
一昔前、第二次ベビーブームで生まれた世代が高校生の時、Get wildが、木枯らしに抱かれてが、ガラスの10代が、TRAINTRAINが、真夏の果実が人気だった頃、スマホなんて板は無く、学校で会って遊びの約束を取り付けたり、手紙を下駄箱に入れてみたり、ドキドキしながら相手の家に電話をかけてみたり。そんな初心で、いつ誰に会話が届くかなんて考えもしない、ただ純粋に相手を追いかけれるような時代に生まれたかったと何度思ったか、いつから重い愛からセックスと沼っている女に重きを置かれるようになったのか。(別に嫌いではない)
今の恋愛には加藤ミリヤのような、西野カナのような、自分が持つ愛で相手をぶん殴る狂気が足りていない。お前のことが好きで好きで好きで好きで好きでたまらないんだよという単純で純粋な好きの暴力が足りていない。依存と純粋な好きの違いはとても難しいことで、明確な答えはないと思うが、しいていえば視点の違いであると思う。好きでなくとも依存することはある。
今の時代にも五月の蝿だとか、貴方解剖純愛歌だとか狂気に満ちたラブソングはあるけれど。そういったのとは少し違う。もっと現実的で直接的な愛を、もってほしい。
恋愛は9割のしんどさと1割の楽しさで出来ているときが一番美しいだろ
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