新しいランニング様式②一人タイムトライアルのすすめ
先日書いた記事の中で、一人で行うタイムトライアルを紹介しました。
紹介したからには実践してみようと、2月1日に一人でタイムトライアルを行いました。
一人でタイムトライアルを行うので、「おひとりさまタイムトライアル」略してOTT(笑)。
私は、2019年1月から2020年1月まで毎月1回5kmの「おひとりさまタイムトライアル」を実施していました。その経験を基に今回は、おひとりさまタイムトライアルのメリットと実施のコツをまとめてみました。
なぜ「おひとりさまタイムトライアル」か?
マラソン、ランニングを趣味とする魅力の一つとして、成長を感じられる点にあると思います。そのため多くの方は定期的に大会に出場して自分の力を試します。
また、目標とする大会に向けて、中間テストのような形で力試しをする方法もあります。例えば、フルマラソンでの記録更新を目指す場合、練習の計画にハーフマラソンや10kmの大会を組み込みます。追い込みつつ、目標達成に向けた進捗確認を行う。(以前は「川内メソッド」なんて言葉もありましたね。)
しかし、仕事や家庭の状況によっては頻繁に大会に出られない方もいると思います。また、現在、社会情勢により多くの大会が中止・延期となっています。
そのような状況にあっても「おひとりさまタイムトライアル」は気軽に行えます。時間や場所を限定されることなく、実施することが出来ます。
「おひとりさまタイムトライアル」のメリット
では、「おひとりさまタイムトライアル」にはどんなメリットがあるのでしょうか?
一人で行うため、場所と時間は自分で決めらることができます。気が向いた時に行えば良いのです。
距離は自由。ある程度、負荷をかけて記録を見たいなら5km。サクッとやりたいなら1km。ハーフマラソンや10kmと距離を伸ばすのも自由です。
大会に出場する場合は、開催場所まで移動。受付を済ませてスタート時間まで待つ。「おひとりさまタイムトライアル」の場合は、アップを兼ねて移動して開始すればOKです。
もし他の予定が入ったり、体調を崩したりしても延期すれば良いです。参加費用を損することはありません。
私は練習の計画をある程度加味しつつも、体調が良い時に実施していました。
「おひとりさまタイムトライアル」のデメリット
一方、デメリットもあります。一人で走るため、大会で走った時と同じタイムは出ません。
私の5,000mの自己ベストは19分27秒です。2021年2月28日のオトナのタイムトライアルでの記録です(本家、OTT!!)。
約一ヶ月前、1月15日に行った「おひとりさまタイムトライアル」では、21分20秒。2分近く差があります!!ちょっと極端な例かも知れませんが、当然ながら他人と競った方が記録は良いです。大会と同じタイムでは無いという前提です。
ただ、継続的に実施していれば、一人で走る場合はどの程度で走れるかわかってくるため、成長を感じることができます。
もう一つのデメリットとしては、気軽に使える競技場が近くにある場合を除いて、GPSは必須となります。スマホのアプリでも良いので、自分で距離を測れるツールは用意する必要があります。
「おひとりさまタイムトライアル」のコツ
「おひとりさまタイムトライアル」
では、他人と競い合う大会とは異なり自分だけの力で走る必要があります。私が考えるコツは以下です。
前半はペースを抑えて、後半にペースを上げる。バテると一人なので粘ることは不可能です。
記録を残す。記録を残すことで成長を感じられます。
自分なりのコースを見つけて毎回同じコースで行う。記録を比較しやすくなります。
アップはしっかり。時間が無くても動的ストレッチやウインドスプリントはしっかりと。
定期的に行う。月一回、習慣化すると継続しやすいです。かつ記録の変化が面白い。
オンラインマラソンを利用してみる。裏技的ですがオンラインマラソンを利用するのも一つの手です。
いかがでしょうか?
皆さんも是非、一度試してください。もし、既に実施されてる方で、感じたこと、工夫していることがあればご意見いただけると幸いです。
過去の記録
最後に、恥ずかしながら私の記録を公開。
2018年からランニングを再開。家庭の事情でなかなか大会に出場出来ない中、定期的に行うことでモチベーションを維持してきました。
5km・5,000m
1マイル・1.6km
1.5km・1,500m
1km・1,000m
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