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季節のアレルギーについて💊

春の花粉症が終わり、夏を過ぎてから、また目に痒みが出始めました。

現在は、ブタクサの花粉症があります。 
ブタクサは下記のようなキク科の雑草です。

元々、北アメリカ原産の一年草で、ほぼ日本全国でみられます。

Ambrosia  artemisiifolia

ブタクサは元々日本に自生していたわけではなく、明治初期(1877年頃)に渡来したといわれています。
英語ではホッグウィード( hogweed:hog=豚、weed=雑草 )から来ています。
小児喘息の原因植物でもあります。

同じキク科の「セイタカアワダチソウ」も空き地や河川敷などで群生し、ブタクサと間違われることがありますが、花粉の舞い方がブタクサとは違い、虫が花粉を運ぶ『虫媒花』なので、花粉を空中に飛散させることは少ないそうですが、群生地付近ではブタクサ同様、飛散すると確認されています。

原産地の北アメリカでは、この仲間(アキノキリンソウ属)は花粉症原因植物として報告されています。

「セイタカアワダチソウ」は、『虫媒花』。
「ブタクサ」は、『風媒花』。
夏から秋にかけての花粉症の主な原因は、ブタクサやヨモギなどのキク科の植物といわれています。

日本で初めて見つかった花粉症は、ブタクサ花粉症だそうです。欧米でもブタクサアレルギーの患者は多く、イギリスやヨーロッパ地域でも確認されており、地球温暖化のためにブタクサの花粉濃度が濃くなったり、飛散シーズンが長くなるという懸念があります。

花粉症問題は、世界規模で深刻化しています。

ブタクサ花粉症は、春のスギ花粉症と同じく、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが主な症状です。
また、目、鼻、ノドのかゆみもあります。

ブタクサ花粉症は、ノドや肌に出やすいといわれています。
私は、目の痒み、と肌の赤み、かゆみ、薄い剥がれ(花粉症が原因かわかりませんが)などに悩んでいます。

※上記は、製薬会社の情報です。

通年とおして確認されるアレルギー物質

先日、会社での勉強会では、漢方薬の話しがありました。

漢方薬は、中国で研究された薬ですが、野草や果物などを乾燥させたり調合しています。

自然由来の植物🪴からアレルギー反応が出て、それを自然由来の植物の力で治そうというのですから皮肉なものですが、ソレが副作用として出てしまう場合があります。

ブタクサは、先にお話ししたように、キク科の植物です。
それに対して、キク科の野草を使った漢方薬を使っては意味がないということです。

花粉症の薬、としてだけではなく、風邪や精神的な病気に対しても、キク科のアレルギーがあるヒトにキク科の野草が入った薬は、副作用が出てしまいます。

アレルギーは、人によって違うものです。

自分の身体を知り、薬と上手にお付き合いください。

お寺アレルギー、坊さんアレルギーという種類もあるそうで。

神社仏閣⛩がスキな私は、そういうアレルギーが無いのが幸いです。
好きなものがアレルギーは、ツラいですね。

私の母方の祖母は👵80歳を過ぎてから、花粉症になりました。

年を重ねると、知識や経験を積むかわりに、
病気もいただきます‥‥

ツライことを経験すると人格がこなれますから、痛みのわかるかわいい👶おばあちゃんになりたいものです。

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