見出し画像

仕方がないことなのか、よく分からない

そこそこの年齢で、
性別が違い、
それぞれ婚姻関係を結ぶパートナーがいて、
それでも身体の繋がりが必要なのか。

よく分からない。

それぞれの子どもの自慢をしている。
それなのに、子どもの親ではない人間と
深い繋がりを持っていて

すごく気持ちが悪い。

あぁ、それで、めくじらを立てるのかと
分かる瞬間があって。

多分、みな、それを知りながら
そいつのパートナーと会話している。

パートナーは、知っているのかもしれない。

よく顔を出すのが、
始めは不思議で仕方がなく、
そいつとアイツを見に来ているような
気がした。

気持ちが悪くて、近くに寄れない。

性格が似ていて、親類同士かと思った。

男女の仲は、はたから見た方がよくわかる、

と言った知り合いがいた。

なるほど。 その通りだなぁ。

頭の中身も、結構、似ている。

気持ち悪いのは、みな、了解ずみ。

出来の悪いアイツに、頭を下げないでいいのに。

みんな、権力の傘からハズレないように
ヘラヘラしながら生きてる。

私が潔癖すぎるのか。

気持ち悪いことは、仕方ないこと。
そいつとアイツは、
ピエロに見えて、
運命共同体は、海馬が縮み始めた
そいつを、
みなも、持て余しながら、
それでも媚びを売る。

滑稽で、横を向いて笑うのを堪えた。

女の“気持ち悪い”は、行動に出てしまう。

近くに寄らないのが、
そいつにもアイツにも
バレている。

「そんな話は聞いた事がない」
海馬の縮んだそいつは、
器がミクロ級に小さく、
一番のはだかの王様。

生理的に無理、と感じた第一印象は、
やっぱり、的中していた。

仕方がないことなのか。

私は生理的に無理なヒトは、 
どうしても無理なんだ、と諦めた。

笑って、
そいつとアイツに付き合えるのが、
大人なんだろうな。

私は、大人じゃなくてイイや。


※フィクションでございます🧙‍♀️



いいなと思ったら応援しよう!