まるめちあや

言葉を綴ってゆきます。ライフスタイル、音楽、文学、学問、日本語、インテリア。東南アジア…

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言葉を綴ってゆきます。ライフスタイル、音楽、文学、学問、日本語、インテリア。東南アジア留学経験。短編小説執筆。OL女子の明日を強く生きるための音楽集https://ameblo.jp/chiaya-music/

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    日々の生活について思うところ。エッセイ。

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    基本一話完結。超短編小説。

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カーテンを替えるということ

最近引っ越しをきっかけにカーテンを替えた。 これまでの私なら手をつけないような、ナチュラルテイストのグリーンのカーテン。新居のダークブラウンの床とよくマッチしている。グリーンは目にいいと言われるが、目だけじゃなく、心まで一気に落ち着く気がする。 正直昔は、〝コーディネート”といわれてもピンと来なかったし、家具や生活雑貨を買うときのカラーやスタイルを気にしたこともなかった。 そのときそのときで、自分が好きだと思ったものを買えばいい。それが私の自由だし豊かな生活だ!なんて

    • BBキングと味噌汁

      そう、 まさしく都会の喧騒にのまれて、というかんじ。 働き詰めでプレッシャーに押し潰される毎日に疲れて、思い切った休職。私は今、祖母の家の縁側にいる。 「人里離れた」というワードがよく似合う。 むしろこんなに似合うところがまだ、今の時代にもあったのか。まぁ、結構な長い時間を電車に揺られてきたわけで、物理的に「離れた」わけなんだけど。と、 ぐるぐると終わりの見えない問答を頭の中で繰り返しながら、「離れた」を「逃げた」に変換する自分がいる。 はあ、それにしても、な

      • 「住む」ことの代償

        「住む」ということにこだわりを持つようになったのは最近のことだ。社会人になるまで、そして社会人になってからも、いくつかの街を転々としてきたが、どの街も離れるときに寂しいだとか、恋しいだとか、そんな感情を抱いたことはなかった。そこで関わった人には、生きている限り会おうと思えば会える。お気に入りのお店があればまた来ればいい。変わることは、そこにもう「住まない」ということだけ。私にとって土地とは無機質なもので、そこに執着なんてものを感じたことはなかった。 あの「おせっかい

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