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言葉遣いの難しさ

昔から自分が任される分野がある

自分が望んでるわけでも、志願しているわけでもない

気付いた時にはその仕事に携わっている

そんな感じ

それが何かというと、言葉遣いについて

言葉遣い、いわゆる正しい日本語

敬語についての講師をする事が多い

お辞儀の仕方であったり、尊敬語、謙譲語、二重敬語、クッション言葉…

それらは正直ネットで検索すれば何が正しくて何が誤っているかなんて簡単にでてくる

本屋にいけばその類いの書籍は死ぬ程ある

正直、研修で使う資料を作る時はネットに掲載されているモノを拝借して少しだけアレンジして使用する事も多々ある

接客業にとって、正しい言葉遣いは最低限のマナーである

敬語を使うと堅苦しくなってお客様と壁ができる!

そんな意見を堂々と述べる人もいる

確かに、それももちろんあるかもしれない

ただそれは声のトーンや抑揚の付け方でなんとでもなる

それでも堅苦しいと思うのであれば、時には敬語をなしで話してもいいのかもしれない

ただ、敬語を使えるけど敢えて崩れた話し方をするのと

本当に敬語が使えなくて、崩れた話し方になってしまうのとでは意味合いが違う

正しい敬語を知っているか知らないか

尊敬語や謙譲語はある程度分かっていなければ話せないだろう

ただ、本当に難しく考える必要はない

昨年の11月に自分が教育を担当するスタッフが入ってきた

最初出会った時、これは手強そうだと思った

何がかというと、全く敬語が話せない子だったからだ…

本来であれば、業務やカウンセリングや電話対応等も早めに行って行くのですが

その言葉遣いを聞いている限りとてもじゃないが前に進んではいけない

そう思わされるくらいだった

電話対応は最初はメモに書いて、セリフのように読んで体得してもらった

間違った言い回しをしていれば逐一指導を行った

カウンセリングの練習も、理解はできているのに、敬語がでてこないが故何度も中断した

ただ、そんな彼女も1カ月もすればすらすらと正しい敬語を話せるようになった

彼女が素直で努力家である事ももちろん功を奏したが、体得する事はそんなに難しい事ではない

彼女が入社して半年以上経ったが、今では最初の頃どんな言葉遣いだったかすら思い出す事ができない程に成長した

もしも今後仮に彼女がこのクリニックを去ってしまったとしても

言葉遣いや敬語はどこに行っても通用するスキルである


私自身も社会人になりたての頃はとにかく間違った言葉を使っていると先輩に逐一注意されまくった

なんならもう自分の言葉の何が間違っているのかすら分からないくらいだった笑笑

それでも今は敬語の講師を任されるくらいになれたのは、日々の会話のなかでとにかく意識し続けたからだ

慣れてしまえば考えなくても自然と話せるようになる

そして、今現在の自分の課題はイントネーションです

プライベートではバリバリの広島弁で喋る
敬語を使う時は方言になる事はないが独特のイントネーションがでてしまう事もある

まだまだこれから自分も変われる

この記事を読んでいただいた貴方様も是非一度、言葉遣いについて見直されてみてはいかがでしょうか?


閲覧有難うございます😊❤️❤️

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