有田陶器市の歩き方と戦利品を紹介~初めて行って分かった後悔しないめぐり方
こんにちは。
久々の投稿は、ゴールデンウィークに訪れた有田陶器市について
うつわ好きなら一生に一度は行きたい(大げさ!)有田陶器市。
平戸の教会巡りなど、観光と合わせて行ってきました。
この記事では、うつわ好きさんのために後悔しない有田陶器市の歩き方をお伝えします。
いつか有田陶器市に参戦したい方、そもそも有田ってどんなところなの? そんな方は、いつかのお出かけの参考にお読み下さい。
有田陶器市とは?
毎年4月29日~5月5日に佐賀県の有田町で開催。全国から100万人以上が集まる陶器市です。特徴は、町全体が会場であること。
瓦屋根の古民家が並ぶ、古い町並みが見どころです。
後悔しない!有田陶器市の歩き方ポイント6つ
1.初めてなら時間を多めに確保!1日でも回りきれない?
今回は、午前中に波佐見陶器まつりに行き、午後から有田陶器市に参戦しました。
私は、出展数が600以上の益子陶器市の常連。
そのため、半日あれば全部回れるだろう…と思っていました。
が、いざ回ってみると、初めてなのでどこのお店も魅力的。
後半は時間が足らなくなり、お店の前を猛ダッシュで通過…
香蘭社や深川製磁の本店は、ちゃんと見たかったというのが心残りです。
私のようにならないため、初めて行く場合、朝から夕方まで1日確保するのがおすすめです。
1日あると、有田焼のうつわで食事をするなど、うつわ選び以外にも楽しめます。
特に、関東から頻繁に訪れるのは難しいので、余裕を持ってスケジュールを決めましょう。
2.事前に回るお店を決めておく~歩くコースが決まる!
有田陶器市は、公式サイトがとても充実しています。
事前にマップが公開されるので、行きたいお店がどこにあるか場所を確認しておきましょう。
私は、行きたいお店を絞ったのにもかかわらず、はじから順に立ち寄ったため時間オーバー。
とにかく店舗数が多いので、見過ごさないためにも所在地を確認しながら歩きましょう。
アナログですが、紙のマップに印を付けておくのもいいと思います。
お店を決めることで、歩くコースが決まります。
どの辺りで休憩をするなど、予定も立てやすくなりますよ。
3.駐車場選びも重要!便利な場所にとめましょう
有田陶器市に車で行く場合、駐車場選びが重要です。
場所が分散しているので、自分たちが歩くコースに便利な場所を選びましょう。
私たちは、午前に波佐見に行くため、波佐見行きのシャトルバス乗り場に近い駐車場にしました。
ただでさえ、陶器市で歩くので、スタート地点かゴール地点に近い便利な場所がいいですね。
駐車場情報も公式サイトで確認できます。
当日の混雑情報も随時更新していて、とても便利。
早朝に満車になっていた駐車場もありましたよ。
4.暑さ対策を忘れずに!水分補給と紫外線対策は必須
ゴールデンウィークの気候は、ほぼ夏です。
そのため、水分補給用にペットボトルを持参しましょう。屋台や自販機もありますが、好きなタイミングで飲めるよう持参するのがおすすめ。
また、帽子や日傘、日焼け止めなどで紫外線対策も必要です。
私は日焼け止めの塗りが甘かったのか、スニーカーや首回りが焼けてしまいました。
5.長く歩ける服装で
有田陶器市は、約4㎞の街歩きを楽しむイベントでもあります。
そのため、履き慣れた靴など、歩きやすい服装でお出かけしましょう。
また、うつわを買うことを考えて、バックは軽いものがベター。
濡れてもOKなナイロン製や、両手が空くリュックなどがいいですね。
有田のおすすめスポット「アリタセラ」~ここだけでうつわショッピングが楽しめます!
有田陶器市では、時間オーバーになり、全部回りきれませんでした。
そこで最終日、長崎空港に戻る途中で「アリタセラ」に寄ることに。
アリタセラとは、有田焼卸団地協同組合が運営する、有田焼専門店が集結したエリアのこと。
22のうつわのお店のほかに、レストランやホテルもあり年中無休で営業しています。
アリタセラの魅力は、お店が1箇所に集まっていること。
通りをはさんで、両側にお店が並んでいるため、歩きやすいです。
百貨店などでも見かける有名ブランドや窯元の商品が一通りそろいます。
また、おしゃれなショップも多く見るだけでも楽しめます。
カフェを併設しているお店もあり、お買い物と食事もできるので、ここだけで過ごすのいいと思います。
何より、駐車場が無料!(陶器市期間はどこも1,000円くらいかかるので)
陶器市に行く時間はないけど、有田焼のお土産は欲しい…
そんな方は、私たちのように最終日に立ち寄るのもおすすめです。
有田に行ったら、足を運んでみてはいかがでしょう。
初めて有田陶器市に行くなら~時間に余裕をもってうつわ探しを楽しみましょう
今回は、有田陶器市の歩き方のポイントをお伝えしました。
初めて行く方は、時間を気にせずじっくり見て欲しいので、1日は陶器市のために確保して欲しいです。
有田は町全体が会場。そのほとんどがうつわのお店というのは、他ではあまり見られない光景です。
あらためて有田は、日本を代表する焼き物産地ということを実感できました。
次回は、今回行くことができなかった上有田駅近くのお店や、中心地から離れた場所にある窯元さんなどにも行ってみたい。
いつか再訪したい、うつわ好きには魅力的すぎる町でした。
おわりに 有田陶器市の戦利品をご紹介
私が、今回有田で買ったのは画像のとおり。
一番左は、井上祐希さんのうつわ。「われもの注意」の柄がインパクト大。
ここでしか買えないかも?と思い、セレクトショップ「bowl」で購入。
ちなみに、井上祐希さんは、人間国宝・井上 萬二さんのお孫さんとのこと。
白い菊型の猪口は、芦屋吉兆陶家のもの。
無地の蕎麦猪口をずっと探していて、ようやく見つけました。
オブジェのような箸置きは、KIHARA。
グリーンの小鉢は、金照堂で購入。内側のレリーフがきれいです。
ブラックの銘々皿は深海三龍堂。チーズケーキが映えます!
井上さんのうつわ以外は、すべてセール価格。
ほとんどが1,000円程度で、上質なうつわがお得に買えて満足です。
別の記事で、有田焼のうつわを使ったコーディネートを紹介します。
お楽しみにして下さいね!