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私の中に、私が3人いる

私の中に、私が3人いる

別に多重人格とか、厨二病とか、そういう事じゃなくて。
テンションのお話。

1人は、凄く明るい子
よく喋るし、よく笑うし、テンションが常に高い。この子が一番好き表に出ているときは、人見知りだってしない。自分を世界一素敵だと思っている。ポジティブ思考で生きてて楽しい感じがする。欠点は集中力がないこと。

1人は、すごくマイナスな子
口を開けば「死にたい…」全部マイナスに捉えちゃう。自分の価値はゴミと言うと、ゴミに失礼な気がしてくる程度にはマイナス。人となるべく喋りたくない。万物が嫌になるのでこの世に存在したく無くなる。

1人は、冷静な子
明るいのも、マイナスなのも肯定しない。
斜め上から2人を見てて、明るいのを「それ人に言ったら引かれるよ」「こいつ(私)そんなにすごい人じゃないよ」って言って落ち着けて、マイナスなのを「死んだら色んな人に迷惑がかかるよ」「そんなに病んだって仕方ないでしょ」って言って冷たいながらになぐさめる。


私を1番認めていないのは、私だと思う。

冷静な子が、自分を認める明るい子を否定して、自分を卑下するマイナスな子も否定する。
自分は、特別すごい人でも、可哀想な人でも、価値がある人でも、価値がない人でもない。
何者でもないんだよ。
というかの如く。

さて、本当の私はどれなんだろう。
明るい子が決定したことはマイナスな子が反対して、マイナスな子が決定したことは明るい子が反対する。

だから私は、物事を、自分で決めるのが苦手。


私は、私を1番信じられていないと思う。
心も体もどちらの不良も気のせいな気がしてくる。
自分の勘違いな気がしてくる。


でも、きっと私はどの3人も大好きだ。

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