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「好き」を発信してれば、いつか仕事になる?

自分の「好き」を仕事にしたい。

そう思っていたけれど、「好きを仕事にしたい」ってのは、私の都合でしかなかった。

何の努力もせずに私の「好き」を受け取ってくれるのは、私の親族一同ぐらいだろう。

家族、恋人、友達、そんな贔屓目フィルターがない世界で、自分の「好き」はどう見えているのか…。

私は、これから書く痛い経験を経て、絵を描いたり、文字を書いたり、私の好きなことで、喜んでいただき、お役に立つことができて、報酬をいただけるようになりました。

「好き」を仕事にしたい方が、その「好き」を好きなままで終わらせないために、何か参考になれば幸いです。

自分のことしか考えてなかった過去の私

日常にSNSが当たり前に結びついた時代になって、どんな人でも自分が作ったものを世に送り出すことができるようになりました。

私はそんな時代を生きているからこそ、「好き」が仕事になったと思います。

でも、人のために、誰かに喜んでもらうために、生み出すゼロからイチは、とてつもなく労力がかかる。
なんなら、命を削って生み出していると言っても過言ではない。

どれだけ自分のことを想ってくれたのか…
どれだけ自分のことを尊重し、喜ばせるために思案してくれたのか…

そんな、思いやりやおもてなしが相手に伝わって初めて、「好き」が仕事になっていくのではないだろうかと感じる今日このごろです。

私の好きなことだから好きなようにやって、あの人の役に立った…!喜んでもらえた…!なんてのは、少し傲慢な気もするし、そんな甘い世界ではないよね?

「好き」が仕事になるって、とても幸せなことではあるけれど、結局、仕事は人の役に立ってなんぼのもの。

それを、身をもって理解し始めたわけですが、過去の私はと言うと…

「好き」が仕事になったらいいなぁと思って、あれこれやってみていた(それも今思えばインプットしてるばかりだった)5年前の私。

何の実りもありませんでした。

その理由は、たったひとつ。

自分のことしか考えていなかったからだと思います。


「見て見て!私こんなイラスト描くの!描けるの!好きなの!見て見て!」

と、大っぴらにするわけではないけれども、その気持ち強め(いや、ほぼそれ)でSNSに投稿する。


これも、自分の出来ることを人に知ってもらうには大切なきっかけには、なるわけです。

でも、じゃぁ、この人にお金を払ったら、イラストを描いてもらえるのか?という、疑問に答えられる準備まではできていなかった。

こんなの描けるよ〜!って、アピールだけしてれば、気になってくれた人が「私にも描いてもらえますか?」って、聞きにきてくれる奇跡を信じて待っていた。


あのね。

そんな奇跡、凡人の私に起きるわけあるか〜い!


と、あの頃の私に盛大なスライディングつっこみをお見舞いしたい。

「好き」を好きなままで終わらせないために

SNSで自分の「好き」を発信することは簡単。

でも、その「好き」を仕事にしたいなら、私、仕事できまっせ!「好き」を仕事にしてまっせ!っていう発信も一緒にしないと、いつまで経っても「好き」は「好き」なままで終わってしまう。


私がX(当時、Twitter)から、イラストのご依頼をいただくようになったきっかけは、このポストからでした。

(え、今見たら、1.6万ビューって…???
フォロワー300人ぐらい、いや、そんなにも当時いなかった?ぐらいのアカウントで、そんなこと起きるのね…)


この、ポストをきっかけに、アイコン描いてほしい!と、初めましての方からDMをいただきました。

で、この時も、実は「アイコンを描く」というメニューは、用意できていなくて…

(スライディングつっこみ、2発目作動)

いっっっっっっそいで、

pontというサービスを利用して、サービス内容を明記して、決済手段を用意して、アイコンとXのヘッダーを作らせていただきました。

その後、その実績の発信をしたことで、数珠つなぎ的にご依頼をいただくようになりました。

(いろいろ思うこともあり(それはまた別の機会に)、今は、あえてサービスメニューを公には提示していません。)


Xは最近、遠のいてしまいましたが、インスタでは、私が地域で出店している似顔絵屋さんのことを発信しているので、やはりそこからお仕事のお問い合わせをいただくこともチラホラ(インスタもフォロワー1000人にも満たないです…)

やっぱり、わかりやすいは正義だと思うのです。

仕事してそう!依頼できそう!って、わからなかったら、「こんなのお願いできますか?」って聞いてみる気にもならないもんね。

こんなことは、いろんな人がいろんなところで発信されてるのを見てきたはずなのに…
なるほど!そうなのか!って、学んだはずだったのに…

何にも理解できてなかったし、何も行動に移せてなかったんだなぁと、時を経て気づきました。
まぁ、それもいい経験です。(スーパーポジティブ発動)

「好き」が仕事になる時代だからこそ、「好き」を仕事にしたいなら、「好きを仕事にしている(するつもりだ!)」という発信は必要不可欠だと学んだのでした。

仕事が舞い込んでくるのを待つにしてたって、「待ち方」ってもんがあるわけですね。

いや、待ってたって仕事は舞い込んで来ないけどなっっっ!!!(スライディングつっこみ3発目)

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