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バイキング・エデン クルーズ(Viking Cruise)に乗ってきましたー!2024年11月

※今回の記事はクルーズ旅行の体験記でクルーズファンの方向けに書いています。いわゆる【自慢系】の記事がキライな方は飛ばしていただくようお願いします(自慢というよりも普通に船内とか料理の写真&風景とか中心に載せてます)


今回はノルウェーのクルーズ船【バイキングクルーズ】に乗船してきました!
バイキングクルーズ?と思う人も多いと思いますが実はラクジュアリー船です。
バイキングクルーズの特徴として

  • カジノなし

  • 写真なし

  • 18歳未満は乗船不可

クルーズは大好きなのですが、いつもかなりの混雑と熱狂ぶりに辟易していた私にとってこれは非常にありがたい!

といったほかのクルーズとはかなり切れ味の異なる船でした。という訳で主に食事を中心に写真をUPしていこうと思います。

アクシデント~直前の船名変更~

バイキング・エデンに乗船する2週間ぐらい前になって旅行会社から連絡が来ました。

何と【船名変更】するとのこと。

え?どういう事?

どうやら船名が中国語になるそうです。

というのも私が乗船するViking Cruise スウェーデンのクルーズ会社が運営していますが、アジアを運行する船は子会社である中国の会社が運航をまかされているとのこと。

そのため中国語の船名Zhao Shang Yi Dun になるそうです。

え?中国船・・・どういうこと?
と思ったのですが準備も勧めていたし、まあいいか。

ということでとりあえず参加することにしました(キャンセル受付もされていました)

乗船当日~ガラガラの船内~

当日神戸から乗船したのですが、船内はものすごーく空いてしました。
どうやら中国船ということが発覚しかなりのキャンセルが出たそうです。

日本でも中国アレルギーの方がご高齢の方を中心にかなりいらっしゃるようで結果的にキャンセルが相次ぎ、船はかなり静かでした・・・

しかし!しかーし!
私としてはかなりラッキー!

クルーズに行くたび全国から集まってくるテンションMAXの人たちや定員をはるかに超えた乗船人数で不便な思いもしていたので今回のクルーズはうれしい誤算でした。

どんな人たちが来てたの?

今回の航路は神戸~釜山~九州~四国~神戸といった旅でした。

私の感覚としては日本人が7割ぐらいでアジア圏の方(中国&韓国)の方が3割ぐらいでした。

日本の方はおそらく飛鳥クルーズの常連の方もいらしたようでやはりラクジュアリー船といった雰囲気がありました。

バイキング・エデンのドレスコードは?

↑ドレスアップしすぎて一人で浮いていた夜(でも楽しかった)

事前にパンフレットを渡され、そこには【スマートカジュアル】と記載されていました。

なので一応ドレスとかワンピースとかを色々持って行ったのですが・・・実際行ってみてドレスコードは正直、あってないようなものでした。

アジア圏の方は特にあまりドレスコードを気にしない傾向があります。

↑実は船内はめちゃくちゃ温かかった

そういう事もあってドレスコードはキュナード社のクルーズほどはありませんでした。

とはいえやはりどこかの奥様らしき方が奥ゆかしいいでたちでおしゃれをしているのを見ると【やっぱりラクジュアリー船なんだなぁ】という感じでした。

ワンピース&ジャケットやボレロ、カーディガンという方が多かったです。

クイーンエリザベスのドレスコードについてはこちらに書きましたのでどうぞ↓

私は結構頑張ってドレスとか持って行ったので一人でおしゃれを楽しんでいました。
いいじゃん、別に。クルーズは人に迷惑かけなきゃ楽しんだもん勝ちだよ。

バイキング・エデンのサービスは?

正直言ってスタッフさんは今までのクルーズの中で一番良かったと思います。

理由としてはスタッフ数が非常に多いこと(スタッフさんが疲れていない・生き生きと働いている)

これが非常に大きいです。

↑メインのとこ

カジュアル船や一部のプレミアム船に乗るとスタッフが疲れ果てていてこちらが心配になることもあるほどです。

↑ビッフェレストランの入り口。とてもお世話になりました。

聞くとほとんど休みなく働いている、というケースもあります。

↑アフタヌーンティーも普通に座れた(よかった)クイーンエリザベスだと長蛇の列になる・・・(プリンセスグリルなら座れるけど)

さらに雇用の面でも不安が多いと話すスタッフも他社の船ではありました。【これからどうなるか分からない】と不安を吐露されたこともあります。

しかしバイキング・エデンのスタッフさんは皆さん生き生きと働いています。

そのせいもありホスピタリティや気配りなどかなり洗練されていると感じました(楽しかった)

バイキング・エデンはドリンクがフリー(2024年11月)

今回はドリンクがほとんどフリーでした。ソフトドリンクと一部のアルコールドリンクもフリーです。

他のクルーズだと【利益率の高いドリンク】をメインに売るケースが多いです。

ドリンク部門は花形です。

以前、ほかの船に乗った時にスタッフさんから【今のドリンク部門のトップはフィリピン人なんだよ。同じフィリピン人として誇らしい】と言われたことがあります。

それぐらい、ドリンクは利益率が高く、花形なのだと思います。

↑ピニャコラーダ。スタッフさんが一生懸命作ってくれた

という事情を鑑みても、バイキング・エデンのドリンクがフリーというのはかなりすごいことだと思います。

決して安くはありませんが、こういうサービス込みの値段とすれば非常にお値打ちだと思いました。

ちなみにワインは非常においしかったです。

バイキング・エデン船内の様子

↑メインのとこ。
↑クリスマス感あったー↑
↑今回は人が少なかった↑
↑温かい。ここでランチも食べました
↑バー。毎日行ってカクテルを頼んでた。店員さんもフレンドリーで楽しかった
↑多分サンデッキ。ここでアフタヌーンティーも楽しめます
↑エレベーターのとこ

最近のクルーズでよくある【アプリで予約】とかないのでそれもよかったです。エレベーターを見ると大体のことが分かる。

↑客室はこんな感じ↑掃除もかなり徹底されていました。日本にいるときぐらいキレイ。
↑ビッフェカフェ。ワインが無料なのでランチもワインをいただけます。料理の種類は比較的少ないですが、質はかなり良いです。非常に満足でした。

バイキング・エデンのお食事

かなり美味しかったです。と言っても食事は好みがあるので、何とも言えませんが・・・・

私が日常的に食べているフランス料理と同じようなテイストでした。

だからかなぁ・・・ちなみにステーキもジューシーでかなり良いお肉を使っている感じです。

レストランの方に聞いてみるとやはり【日本人好みの味にメニューを変えた】とのこと。

すごいー!

外国船は食事が合わないこともありますが、今回だけは食事は非常に楽しめました。

ただし、お刺身や煮物といった和食はどうかわからないです(食べてないから)。まあ、外国船に乗ってまで刺身を食べようとは思わないけどね・・・

ちなみにレストランは全体的に静かでした。

↑毎日通っていたバー。

あれ?なんでだろ?と思ったところ日本人とアジア圏の人とさりげなく場所を分けていることが分かりました。

奥の区画を見ると大人数がテーブルを囲んでにぎやかに食事をしていました。

あ!こっちは中国のお客さんのエリアかー!なるほどねーなんでも一緒にすれば良いってもんじゃないよねー

こういう気遣いもうれしかったです。

バイキング・エデン食事の写真

↑ラーメン的なやつ(ランチ)シェフが作ってくれる
↑クリームブリュレ的なやつ
↑多分通常レストレラン↑
↑イタリアンレストラン(ティラミス)デザートは全体的に小さめ
↑デザートのケーキ(美味しかった)


↑こういうのを見るともう太るとか関係なくなる自分がいる・・・美味しかったです
↑イタリアンの前菜(モッタレラチーズ)
↑朝食(バーで朝食をやってる。ワッフルを焼いてくれる)


↑サーモンのグリル(パリパリで美味しかった)


↑生ハムの前菜(イタリアンレストラン)
↑イタリアンレストランの前菜(イタリアンレストランが美味しくて結局3回行きました)
↑スープ。出汁がおいしい
↑ランチタイム。カニをバーベキューしてくれた


↑ウェリントン?こちらもお肉が美味しかったです
↑フィレ肉(美味しい!赤身)
↑お肉。グリルしている香りがよかった!
↑リゾット(ポルチーニの香りがよかった)
↑多分白身の魚(もちろん美味しい)
↑フリット(イタリアンレストラン)美味しい!ヴェニスに行ったときのことを思い出しました
↑カクテルも美味しかったです
↑ハンバーガー。ランチタイムになると作ってくれる。もちろん美味しい!
↑テリーヌの前菜

バイキング・エデン~多分私たちが一番若かった

↑海鮮ラーメン作ってもらった

バイキング・エデンのお客さんの年齢層はかなり高いイメージでした。

おそらく私たちが一番若かったように思います(40代ぐらいのお客さんはチラホラいた)

私自身幼く見える(20代ぐらいに見えるらしい)せいもあり、ウロウロしていると添乗員さんと思しきオジサマからジロリと睨まれることも・・・(別に普通に歩いてただけなんだけど)

↑親御さんと来てるんですか?学生さんですか?とよく聞かれるるけど苦労を知らないだけの大人なんです...

なぜか今回バイキング・エデンでは添乗員さんからガンつけられることが何度かあったんですよねーそういう人って首から社員証みたいの下げてるのですぐにわかるんです。

明らかに同業者じゃないのに・・・。ちなみに今回は個人旅行でした。

【若くてクルーズ来れて羨ましいだろ!アンタは仕事だからねー】と心の中で思いながらガン無視してました・・・

↑今回は本当に人が少ない旅でした(奇跡)

私にとっては正直睨みつけてくる人のことなんてどうでもいいことなんですけど。

でも添乗員さん、もう少しレストランでは静かにしてほしいですねー

大騒ぎして色々な話をするのはいいですけど、内情の話聞こえてくるのでコンプラ的に大丈夫なんですかね?

最後に~バイキング・エデンに乗ってみて

色々言われているバイキング・エデンですが(船名とか、お料理とか)正直ものすごい良かったです。

一番良かったのは【人が少ない】こと。そしてスタッフさんがすぐ来てくれる。スタッフと楽しく話ができる。

これが一番価値が高かったです。

さらにビッフェレストランの質も高く全体的に非常に満足する旅となりました。

寄港地も普段立ち寄らない小さな町に行ったりと、これまた旅行慣れした人には魅力だと思います。

↑宿毛@高知の風景
↑五島列島。普通のクルーズではあんまり行かないとこだと思う。

↑高知で出会った血赤サンゴ。見た瞬間に吸い寄せられるように買ってしまいました。良い出会い。最高級ともいわれる血のような赤いサンゴ。宝石サンゴともいわれる血赤サンゴは高知の一部の地域でしか採れず、奈良時代から高級品として扱われてきたそうです(後で知った)

来年あたり地中海クルーズを予定していますが、バイキングクルーズで行こうと思っているぐらいです。

ごった返すクルーズ船内やカツカツのサービスに疲れた方は是非バイキングクルーズでゆったりしたバケーションを過ごしてみてはいかがでしょうか?


↑本当に良い旅でした(感謝)


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