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【実験】チョークを焼いてみた
こんばんは。
今日もついさっきまで、ミニ実験のミニレポートをまとめていました。
授業案もさることながら、高校化学全単元演示実験を準備したい。
まずは準備計画しやすい無機化学から。
ということで、
また、ミニ実験シリーズ続きます。
今回は無機化学「アルカリ土類金属」から「カルシウムCa」。
一般には「石灰水に呼気をブクブク吹き込んで、白くなった~」
ですが、これ以外にもネタが欲しい。
参加した某教科研究会で紹介していた実験を
早速、追実験しました。
詳しくはこちら。
簡単に書くとこうです。
実験概要
チョークは炭酸カルシウムCaCO3でできています。
炭酸カルシウムを強熱すると、酸化カルシウムCaOになります。
酸化カルシウムは水と反応すると水酸化カルシウムCa(OH)2になります。
CaCO3にくらべCa(OH)2はアルカリ性が強いです。
なので、チョーク(CaCO3)にフェノールフタレインをかけても反応ない。
けど、チョークを加熱したあと(CaCO3→CaO→Ca(OH)2)にフェノールフタレインをかけると、赤く変わります。
あんまりわからないな~。
ということで、
教室に、ターボライターとフェノールフタレインを持っていき、
教室にあるチョークをつかって実験ができる。
という簡単かつ、カルシウムに関する複数の化学反応が演示できる
優れた実験です。
百聞は一見に如かず。
そして、なんでもやってみて自分の血肉とする。
やらずに後悔するよりもやって後悔したい。
小さな一歩を続けていれば、いつか遠くに行けるはず!