"the happiest day in my life"
連続投稿23日目
先週見た映画、「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の感想である。簡単なあらすじは、おじいちゃんとして生まれてきて年をとるほどに若くなり、最後には赤ちゃんになる、という運命のもとにうまれた主人公の話である。
もっと人生譚かと思っていたが、予想以上にラブストーリーだった。しかも深い。
最も印象に残っているシーン
主人公の父親が、「妻と結婚した日が人生最良の日だった」というシーンである。
そこ!?
こう思ったあなた、私も同感だ。
この人は、主人公のお産で妻を亡くし、今はおじいちゃんといって差し支えない年齢である。その人がもう30年も前の1日を”the happiest day in my life"と表現しているのだ。
人生の最高の瞬間、名付けて「幸福の最大瞬間風速」を元彼と過ごした時間から1年経っても、更新できなかった私は、まだ未練を引きずっているのかと後ろめたく感じていた。
でもそうではなかった。
そう思わせてくれたのが、このシーンだったのである。
こんな瞬間を、人生の最後にいくつもっていられるかということは、幸せの大きな要因の一つになるというのが持論だ。
もう1つ思ったことは、よく思うことでもあるが、失敗をしても許されることはとても良い羨ましいと思うことについて。明日書こう。
あと、全然関係ないけど、同期の話し方や声が元彼に似ていて、参ってしまう。なんというか、参ってしまうという表現が一番しっくりくる。