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主体的に生きると決めれば心は軽くなる
日本人に弱いところは、この主体的に生きると言うことをあんまり教わっていないと言うことだと思うよ。どうしても素直に従順に生きることが正しいことだと思ってしまうんだね。これは江戸時代からの儒教的な道徳と関係してると思うよ。
だけど、何をするにせよ、自分が決めたことなんだと思うことが幸福の始まりなんだよね。いろいろ失敗はするけれども、自分がやったことなんだと思えば、自分の未熟さに気がつけるんだよ。
そして自己保身の心と決別することもできるんだ。自己保身と言うのは、簡単に言うと非難されたくない、叱られたくない、悪く言われたくないと言う気持ちが強いことだよ。
この自己保身と言う事は本当に厄介なものだよ。会社の偉い人でも自己保身の塊みたいな人はたくさんいるからね。他人から非難を受けないように受けないようにとして、ただそれだけを目的に生きてる人がたくさんいるんだ。
だけど、この自己保身の人が会社をダメにするし、赤字を作っているんだよ。もうジリ貧の事業でも、すぱっと辞めるということができないんだ。なぜなら、主体性を持って何か新しいことを始めると言う心の習慣がないからだよ。
これは個人の生き方も同じだと思うよ。DV男とダラダラと付き合うと言うのも同じだよ。すぱっと別れるって言うこともやっぱりときには必要だよ。そしてダメな男や女に惹かれているのは、自分にも同じような考え方があるからだと気がつけば、そこから人生は変わっていけるよ。
まいた種は刈り取らなければいけないということが聖書に書いてあるけど、これは今でも通用する大事な教えだね。