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遠くの街まで君を迎えに行く

相変わらず、斜めに生きている

相変わらず下調べもせずに物事を偉そうに書く

芸人はいない

いつもそう書く

その原因はテレビにある

それもいつも書く

芸人の芸という漢字は

その由来を勝手に考える

”草かんむり”に云うと書く

想像を膨らませる

草むらで何かが喋っている

そうか、虫の音か

その虫の音を真似している人

それを芸人というのではないか

勝手な想像で根拠もない

でも、寄席で虫の音を披露する芸人が昔はいた

案外間違いではないのかも

ググったりはしない

そんな感心する度の芸人は今はいない

そして自分たちのことを芸人と称する人たちが

すごく哀れに感じる

そんなことを言いたくなる自分にも哀れさを感じる



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