高山一実 トラペジウム 1400円
だいぶ前に読み終わってましたが感想書くのもなあ...と複雑なキモチ。なぜなら「アイドルとしてファン」だから冷静な評価なんで出来るわけもなく。何を書けばいいんだ...?的な。
しかも最速お渡し会行って本人から手渡しで書籍受け取ってますからね。こんなファンの意見きいたって100%褒めるに決まってる。てことで今回は別角度から語りたいと思います。
装丁について
嬉しいことに今回「装丁がカッコイイ!」のです。わかるかな?ちょっと目をこらさないとだが...表紙の紙が内側に折り込まれてる!色はティファニーぽい?鮮やかな水色。
純粋にコストだけ考えるなら折り込みは絶対にないほうがいい。そのほうが安くあがる。だけどあえて「隠れたお洒落」にこだわるのとってもいい。スタッフロール?もついてた。
装画が たえ さん。(表紙のイラストかな)
装丁が 川名潤 さん。イイ仕事!
本が売れないと言われる昨今
ですが「あえて書籍版を買う意味」が出てくるのではないかな?なんて思ったり。文庫化したときにこの装丁になるかどうかはわかりません。文庫化されるかどうかも分からないけど売れ行きみてるとあり得るかも?
ちなみにネタバレない範囲で感想
をいうと...「最初にしては全然合格」というもの。楽しく読めた。アイドルファンがほとんど買うだろうから題材もアイドルだし今回はOKですね。次があるのかどうなのか...期待しちゃいます。
楽しい読書体験でした。
乃木坂メンバーはモデルや作家がいて才能豊富で面白い。
2018/12/25追記
こんな記事が出たみたい。
今作は、著者の高山が、読者へ伝えたいメッセージを随所にしのばせた「手紙」というコンセプトのもと、多忙な本業の合間を縫い執筆。そんな著者の想いを本の作りにも反映すべく、「仮フランス装」という封筒のように表紙が折り畳まれた特殊な装丁と、「天アンカット」という雑然とした用紙カットをあえて残す方式を採用している。これらは製本に時間のかかる造本設計となっており、そのため今回の重版も時間を要した。
仮フランス装... はじめてきいた。(画像検索したら沢山出てきた)折り込み部分はそういう手法なのね。売れ売れで素晴らしい!
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