なぜハイブランドを買うのか?ブランド狂の夫を観察して見えてきた効用 その1
「ブランド品なんてお金の無駄使い」なんて思っていた私ですが、
某ハイブランド狂の夫を観察すると、ブランドも価値を理解すると見えてくる部分があることが分かりました。
『本当に良いと思うから、俺は買う』
そんな夫のハイブランドに対する価値観が最近なるほどな、と思ったので
この点について2部に分けてnoteします。本日は夫の行動編。
夫がブランド品を買うまでの道のり
①ブランドが発表するコレクションのYoutubeを見まくる
②そのコレクションにまつわる周辺情報を調べつくす
③発表から1年後、日本ではセール対象になるので、その時期に買う
①ブランドが発表するYoutubeの例として、夫は☝のようなブランドのランウェイ(現在、コロナ禍ですのでPVのようになっています)を来る日も来る日も、何度も何度も見ます。
プロジェクターに映して見るので、何を見ているのか把握しているのですが、こちらが気が狂うほど、何度も同じ動画を見ます。
夫曰く、アクセサリーに注目したり、靴に注目したり毎回見る視点を変えているのだそう。
②そのコレクションにまつわる周辺情報を調べつくすについて、夫はFASSHON PRESSのような複数のファッションサイト、Dマガジンを読み漁って情報収集をしています。
コレクションは、知らない私が見るとへえ~で終わってしまいますが、歴史からインスピレーションを得て作られたり、とても奥が深いのです。
例えば、戦時中の米兵が着ていた皮ジャンがモチーフになっていたり、70年代のヒッピーファッションがテーマになっていたり。
③ようやく、Youtubeと情報収集を1年間鍛錬した後、セールになるタイミングで夫は2~3着、本当に欲しいものを買います。
超ふわっとした年中予定は上記の通りです。
例えば、1月にUPされたコレクションは、次の年の1月に日本でセールになりますので、そこに向けて①・②を1年かけて繰り返します。その間もコレクションは発表されていきますので、同時進行で複数のコレクションの動画を見続けます。
なぜ夫はハイブランドを買うのか?
調べに調べつくした夫曰く
『本当に良いと思うから』これに尽きます。
見栄を張りたい、高いから良い、という通り一遍の理由ではなく、
そのブランドの成り立ち、ディレクターやデザイナーの考え、作っている行程を全てひっくるめて本当に良いと思っています。
確かに、ブランドのYoutubeを一緒に見ると、奥深さに感銘を受ける部分があります。
針子さんが手作業でオーダードレスを作っている。
昔のショーから紐解いて現代風にアレンジしていくデザイナーたちの奮闘。
これらドキュメンタリーは非常に美しく、ハイセンスな映像美で各ブランドのYoutubeから見ることが出来ます。
普段、ブランド品に興味のない私も見入ってしまいます。
美術館に行ったような、日常生活で凝り固まった頭が柔らかくなった感覚にも似ています。
本日の結び
そんな夫は普段は、ユニクロのTシャツと下着、高校の時のジャージを着ています。日常と完全に切り離して、完全におしゃれ着として某ブランドを愛して止みません。
完全にメリハリをつけて普段は至って質素に生活しています。
下記、私たちの家計に関する記事ご参照頂けると嬉しいです。
明日は、夫を観察して分かったことや私がブランドに対して抱いている点についてnoteします。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!
👇その2もぜひご覧ください。
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