モスクワの黄金の秋
紅葉ではなく、黄葉のモスクワからお届けします。
10月3日の日曜日。珍しく快晴だったので、予定を変更して、近所の公園へ黄金の秋を見に行ってきました。
近所の公園と言っても、ディズニーランドとディズニーシーを合わせたのと同じくらいの広さです。広すぎて、密になる心配はありませんが、迷子になる心配があるので、いつも歩くコースにしました。
これは、公園へ行くまでの遊歩道です。カエデの木です。
ナナカマドの葉は、赤くなります。
場所によっては、まだ緑のナナカマドもありました。
また、カエデです。
白樺の木はいつも色が変わるのが遅くて、まだ緑です。手前の赤い葉は、ナナカマドです。
カエデは、だいぶ葉が落ちています。
6月に「夏の雪」と言われる花粉をまき散らし、花粉症の私を悩ませるポプラの木は、まだ緑です。
歩いて20分ほどで公園に着きました。しかし、まだ葉の色が変わっていない木が多く、写真に撮るほどではありませんでした。
そして、歩いていて見つけたのがどんぐり。日本のどんぐりよりも大きく、2倍くらいありました。
木造の教会があるので、近づくと、日曜日は閉まっているようです。
そのかわり、隣の石の教会が開いているようです。この石の教会は、今まで修復中で中に入れなかったので、やっと入れると思いました。
教会に入るかもしれないと思ったので、いつも通りプラトークを持参していてよかったです。首巻にしていたのを頭にかぶり直しました。
私のプラトークはこちらの柄です。もう工場で生産していなくて、モスクワ市内のお店を30軒歩いてやっと見つけたお気に入りのプラトークです。
中に入るとお祈りの最中だったので、静かにイコンを見つめて、出てきました。
子供が遊んだ後もありました。
まだ葉の色が変わっていなくて、どのように変わっていくかが分かるかなと思います。
あまり変わっていないなあと思う気がある反面、すっかり黄色になっている木もあります。
丘の上からの景色も撮りました。白樺はまだです。
そして、まだ緑の木々が続きます。いかに広い公園かというのを見ていただければと思います。
ナナカマドは、赤くなっていました。
どんぐりもたくさん落ちていました。
それもそのはずでどんぐりの木がありました。
池もありますが、池には白鳥がいました。
この公園の見どころのカエデの木ですが、今年はまだ早かったようで、緑の木もありました。
黄色くなっている木を見つけて撮りました。
公園の出口に向かいます。
いつもはここで出口に行くのですが、公園にはいくつも出口があり、今回は別の出口から出てみたくなりました。そのため、もう少し公園の中を歩きます。
いつもの出口から出なくて良かったです。こんなにきれいな木がありました。
この写真を見ると分かると思いますが、住宅街のすぐ横にこれだけの大自然が広がる公園があります。
親子連れで、首の座っていない赤ちゃんはベビーカーに寝かせて散歩をしたり、日向ぼっこをしたり、歩けるようになった子を連れている場合は、キックボードや自転車などで一緒に散歩をしたり、葉っぱを拾ったりと、散歩をする人でにぎわっていました。しかし、広大な公園なので、密にはなりません。ベンチに座って日向ぼっこをする人、夫婦で散歩をする人、ジョギングをする人、教会へお祈りへ行く人など、皆さん思い思いの休日を過ごしています。ロシア連邦のこういう生活が好きです。
私のプラトークの柄はナナカマドです。今日は、ナナカマドが気になり、これから後は、ナナカマドの写真が続きます。
青空をバックに撮るのが好きです。
葉が赤くなっているものです。
私の友達が、ロシア連邦の黄金の秋を見に行きたいと言ってから、パンデミックになってしまい、まだモスクワに来ることができていませんが、ロシア連邦の黄金の秋を見てみたいという人は、このくらいの時期に旅行計画を立てるといいです。しかし、自然のものなので、毎年前後するし、きれいに葉の色が変わらないこともあります。
モスクワから紅葉前線レポートでした。旅行に行けない今、少しでもロシア連邦の風を感じていただければ幸いです。