【展覧会】メーリホヴォ④家
だいぶ間が空いてしまいましたが、こちらの記事の続きです。
今回は、メーリホヴォのメインのチェーホフの家の中です。
チェーホフの家の中
チェーホフの寝室
5年間の間に、壁紙を張り替えたようです。そして、ベッドの横の壁にあった絨毯がなくなっています。チェーホフが住んでいた当時は、壁に絨毯をはって、防寒対策をしていたはずです。
廊下
長くて暖かい廊下です。
2019年になり、廊下の壁紙も変わっています。
ステンドグラスがきれいです。
廊下にも暖炉があります。
チェーホフのお父さんの部屋
ヴァイオリンとイコンがあります。
壁には、たくさんの写真があります。
チェーホフのお父さんの部屋です。
こちらも、5年間の間に壁紙を張り替えたようで、きれいな部屋になってしまいました。
チェーホフのお母さんの部屋
なぜか、2014年の時は、チェーホフのお母さんの部屋の写真を1枚も撮っていません。
食堂
食堂です。
この部屋も壁紙の張り替えがありました。
サモワールです。
チェーホフの書斎
チェーホフの書斎です。2014年に訪れた時は、団体さんのツアーが行われていて、書斎をすぐに見ることができなくて、他の部屋を先に見ました。
通常であれば、入ってすぐにこの部屋を見ることになると思います。
チェーホフの机の上には、チャイコフスキーの写真があります。チェーホフはチャイコフスキーと交流していて、脚本をチェーホフが書いて、音楽をチャイコフスキーが作るという話もあったようですが、残念ながら、実現することができませんでした。チャイコフスキーは、メーリホヴォのこの家を訪れることはないまま、1893年11月に亡くなりました。
壁には、トルストイの写真があります。チェーホフは、1895年8月に、ヤースナヤ・パリャーナにいるトルストイを、ここメーリホヴォから訪ねて行きました。
レヴィタンの絵もあります。
メーリホヴォに来たお客さんたちの写真です。
チェーホフの書斎です。
客室
客室です。2014年の時は、ツアー中だったので、この1枚の写真しか撮れませんでした。
ツアーが終わった後、もう一度客室に行き、写真を撮りました。
右の絵は、ポレーノフの絵で、左の絵は、チェーホフのお兄さんのニコライさんの絵です。
壁にあるのは、レヴィタンの絵です。チェーホフが好きになった友達から聞いたところ、レヴィタンとチェーホフのお兄さんのニコライさんは、中が良くて、二人で1つの作品を仕上げたりもしていたようです。レヴィタンとチェーホフは、1860年生まれで同い年です。
ここからが2019年に撮った客室です。
2014年も2019年もピアノにばかり目が行き、絵を見逃しました。右から3枚目の絵ですが、この写真だと額だけしか見えません。この絵は、チェーホフと親しくて、のちに、チェーホフの墓石を設計するシェフテェリの絵です。シェフテェリのことを知ったのは、2023年なので、メーリホヴォに行ったときは、全く知りませんでした。次に行くときは、シェフテェリの絵をしっかり見てきたいです。
チェーホフの妹の部屋
チェーホフの妹の部屋です。
チェーホフの妹のマリヤさんは、メーリホヴォのこの部屋で真剣に絵を描きました。レヴィタンとセローフは、彼女の絵を誉め、スリコフとブラーズは、指導をしようと言ったようです。
チェーホフの妹のマリヤさんは、モスクワのストロガノフスタジオの夕方の授業に行くようになりました。
玄関の近く
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