丹羽 文雄
日本大使館の図書館で、日本文学全集を順番に借りて読んでいる。
それで、今回は、丹羽文雄を借りた。
文学少女でなかった私は、もちろん、借りるまで丹羽文雄のことを知らなかった。
本に年譜が載っているが、昭和40年代に出版された全集だから、そこまでしか書かれていない。その当時、存命の場合は、途中までになっている。
今回記事にするために、改めてウキペディアを見たら、丹羽文雄は100歳まで生きていたことを知った。
収録されていた作品は、『一路』、『鮎』、『菜の花時まで』、『厭がらせの年齢』、『蛾』。
印象に残ったのは、『一路』。
お寺の住職の息子だから、お寺の内部の造りなどの描写も詳しくて、私の母が働いていたお寺の中と比べながら、読み進めることができた。
どこかで実際にあっただろうなあと思える内容で、長いけれども、夢中になって読むことができた。
【11月5日の過去記事】
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