Special Thanks & 蕎麦の栄養素【茶屋のお便り3月12日号】
■ Special Thanks -りほmamaさん-
ある日、こんなコメントが届きました。
胸の内を晒すと、ご家庭の製麺機でどんな仕上がりの蕎麦になるのか?と緊張感を抱きながら、りほmamaさんが記事をアップするのを待っていました。忌憚のないご意見をお聞かせくださいとコメント返しをして。
投稿していただいた記事がこちらです。2人のお子さんとの調理の模様など詳しくは記事を読んでいただきたいのですが、りほmamaさんの管理栄養士というご職業柄、食育やアレルギーについても触れて下さっています。
香りを褒めていただいたのは嬉しかったですね。それから「パッケージから素敵で…」というコメントに酔いしれました。パッケージづくりは全て1人でやったので、「いやー、パケ買いしてもらえるデザイナーにもなってしまったか。」と呟きながらハイボールを飲み干した、そんな夜でした。
「年越しそば用にも」と仰っていただけたので、令和6年産の新そばをお届けできるよう今年も農作業を励もうと思っています。
■ そばの栄養成分
栄養つながりで、そばの栄養成分について調べてみました。穀類同士での比較です。特徴の出た栄養成分を抜粋していますので、記載のないものは大体同じくらいと考えてくださいませ。
カロリーはどれも同じくらいなのですが、蕎麦は低GI食品なので太りにくいと言われています。詳細につきましてはこちらの記事をご参照ください。
〇 ミネラル類が豊富
血圧を下げる働きのある「カリウム」、動脈硬化や心臓病、高血圧や高脂血症の予防に効果のある「マグネシウム」が文字通り桁違いに豊富に含まれています。
注意点としましては腎機能が低下すると、体内のカリウムが尿中に排出されづらくなり蓄積していきます。血中のカリウム濃度が高くなり悪化すると不整脈や心不全のリスクがあるとされています。
この点につきましては素人判断はせずに、お医者さんに相談しながら蕎麦を召し上がっていただければと思います。場合によってはお控えください。
〇 ビタミンB群が豊富
ビタミンB1は不足すると糖質をエネルギーに変換しにくくなり、疲労の原因になる可能性があります。なので十分に摂取することが疲れにくい体づくりにつながります。
ビタミンB2は脂質の代謝を助ける働きがあり、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。
〇 何と言ってもルチン
ルチンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があります。毛細血管の強化や動脈硬化の予防、脳卒中の予防に効果があるという研究結果があり、血圧降下の作用も確認されています。
そして、お肌を気にされる方にご注目いただきたいのはビタミンCの吸収促進によるシミ・シワ・たるみの予防効果です。一気にルチンに心を持っていかれた方もいるんじゃないでしょうか。
1つご留意いただきたいのは、そば自体にはビタミンCは含まれていない点です。なのでビタミンCを多く含む大根おろしなどを一緒に蕎麦を召し上がっていただくのが宜しいかと思います。
1日に必要なルチンの量は20mg~30mgと言われているので、蕎麦1人前で摂取できる量となっております。そう言えば、旨い「からみ大根蕎麦」を食わす蕎麦屋が町田にあると聞きました。
写真の拝借元の記事です。いつもお世話になっております。
■ 最後に商品PR
ルチンはソバの実の殻に近い三番粉に多く含まれていますが、私ども茶屋ファームの蕎麦粉は全粒粉で御座います。ちょっと余裕ができたら成分検査に出して、数値もちゃんとお示し出来たらなと思っています。
蕎麦粉の商品ページへのリンクを貼らせていただきますので、試してみたいと思われた方は是非よろしくお願いいたします。
蕎麦粉を使ったレシピやご購入いただいた方の料理の模様などをまとめたマガジンがございますので、ぜひこちらもご参照ください。
それでは宣伝が多い内容ではございましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
私ども茶屋ファームは富山県南砺市利賀村で主にソバの栽培をしている農業法人です。日頃の農作業や六次産業化の過程、そばを使った料理、蕎麦についての豆知識など色々と発信していこうと思っています。
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