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うどんへの愛があふれる場所 中野うどん学校


うどん県ともいわれる、香川県。

そんな香川に
うどんを自分で作れる場所がある。


【中野うどん学校】in 琴平
うどんへの愛があふれる場所だった。


コンセプトは「学校」

中野うどん学校のコンセプトは、その名の通り【学校】だ。
私たちは、うどん学校の生徒として入学する。


最初に学ぶのは
「うどんの作り方」について

うどんに使われる材料は「塩」「水」「小麦粉」だけなんだけど、夏か冬かによってそれらを混ぜる分量はかなり変わってくる。

先生たちは、その日の具合を見て混ぜる量を教えているんだって。

ふむふむ。勉強になる。


うどんの作り方を学んだ後は
「実際に作ってみる」

学んだ通りの分量で3つを混ぜ合わせて
まとまった生地を足で踏んでコシを作る。
(実はこの踏む作業がかなり大切。)

音楽に合わせて生地を踏むのがこの学校の醍醐味。



最後に
自分たちで作ったうどんを「食べる」

うどんは「持ち帰る用」と「その場で食べる用」の2つあって、作ったあとにそのまま食べることができる。


学んで作って食べて
私たちはうどんを知り尽くした!

ということで卒業式。


卒業式には卒業証書がもらえる。
証書は巻物!
中にはうどんの歴史や作り方が書かれていてとっても勉強になる。

しかも巻物の持ち手の部分は取り外せる。

取り外したら、なんと「麺棒」になるんだって。
お家に持ち帰る生地を伸ばす時に使えるのがありがたい。意外とお家に麺棒ってないもの。


こんな流れでうどんを楽しく学べる
「中野うどん学校」

みんながこうして楽しむことができるのは、先生たちのうどん愛があったからだと思う。


先生のうどん愛が止まらない

行ってみると分かるけど、うどん学校の先生、個性が強い!


特に目を引くのが全身ヒョウ柄のお姉さん。

こちらの先生、うどん好きすぎてうどん学校で先生になったのだそう。


先生の話を聞くと、好きがコトひらいてきた。


先生は関西出身だったんだけど、うどんの美味しさに目覚めて香川県のほとんどのうどん屋さんを制覇したのだそう。

それだけでは終わらない。
大好きなうどんをもっと知りたい!って思い、讃岐うどん学校に入学して、うどんの全てを学んだんだって。

ちなみに「讃岐うどん学校」っていうのは、香川の讃岐うどん屋さんが開業するために讃岐うどんを一から学ぶ機関。

わたしもはじめて聞いた。そんな期間があるとは。。。


うどんの全てを学んだ先生、じゃあ次はどうしようか。


自分でうどん屋さん「開業したいわけではない。
ただ純粋にうどんが好きなだけ。

じゃあ、
大好きなうどんをもっといろんな人に広めたい。



ということでうどん学校の先生になることを決めたんだって。


好きがあふれてる。


中野うどん学校のはじまり

はじまりは
「うどんをいろんな人に知ってもらいたい」

という気持ち。


知ってもらうためにはどうしたらいいか。
⬇︎
うどん作りを一般の人にも体験してもらったらいいのでは?

これが中野うどん学校のきっかけになったそう。



最初は苦労の連続だった

うどん県とも呼ばれるほど、うどんへの愛が強い香川県。
もちろん味にも厳しい。

中野うどん学校を作った最初は反発も多かった。
「プロの味はプロしか作れん」ってね。


でも、
「うどんを広めたい。自分で作ったうどんを食べるという経験を楽しんでもらいたい。」
という中野うどん学校の強い思いが届いて、観光客向けに徐々に人気になっていった。


「好き」がコトひらいて、今の姿になった。



「中野うどん学校」のうどんへの熱い思いは、行ってみないと伝わらない。

ぜひ行って見てほしい。


自分で作ったうどんは、世界で一番特別な味がするはず。


うどん愛のあふれる【中野うどん学校】の卒業生に一緒になりましょ。


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📍中野うどん学校
〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町796番地

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今日はここまで。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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