旅の中でつくる、わたしだけの思い出 【琴平文具店】
琴平の商店街の少し向こう。
白いシンプルな雰囲気のお店がある。
カフェかな?お洋服屋さんかな?
実はここ、文房具店。
自分だけのノートをつくる
琴平にまで来て、文具店にいくの?
と思ったかも。
むしろ、琴平に来たから、ここに来てほしい。
ここでは、世界に一つだけのノートを一から作ることができる。
イメージを固める
まずはどんなノートが作りたいか想像する。
そのノートを何に使う?
いつ使う?
どんなことを書きたい?
イメージをすればするほど、ほしいノートの形や色って変わってくる。
例えば
いつも使う手帳のように使いたい人は縦長のノートがいいかも。色もシンプルで飽きないものを選ぶんじゃないかな。
スケッチブックみたいに使いたい人は、横長の方が描きやすいよね。ノートの紙も無地の方が自由に書けていいと思う。
ほらね。
【ノート】っていうカテゴリーが同じだけで、使いたい姿を想像したら全然違うノートになっていく。
私はどんなノートが作りたいんだろう。
決まったら、次に進む。⬇︎
縦型ノート?横型ノート?
ここでみんなと意見が分かれる。
私は横型を選ぶ。
横型を選んだ後は、リングノートのリング部分をどこにするかを決める。
上か横か。
横型ノートのなかでもまた分かれる。
紙はどんな素材が好き?
ノートの形が決まった私たち。
次に決めるのは、ノートに使う紙。
棚の中には10種類以上の紙が並んでる。
ほとんど一緒に見えるけど、触ってみると全然違う。
スケッチブックみたいな黄色みの強い紙や、ペンのか着心地を考えたサラサラした素材、方眼か横罫か。
これはまた悩んでしまう。
みんなが棚の前で動かなくなった笑。
表紙はどうする
ノートの紙も決まったから後少し、と思ったけど
次は表紙を決めなきゃ。
素材は紙?それともレザー風?
色は何色にする?
表と裏で色は変える?
うぁー。選択肢がぁー!
またまたみんなが棚の前で動かなくなった笑
これ!って決めた後に、他の人の組み合わせ見るとそれが気になっちゃう。
迷う時間も楽しい思い出になるのって素敵だな。
散々迷ったけど、
私はこれに決まり。
愛媛のオレンジ🍊
もう一個の色は少し大人っぽくしてみた。
どんな文字を入れる?
そして最後に「どんな文字を入れたいか?」
表紙の部分に文字が入れられる。
ノートの表記に刻む文字。
自分の名前?
好きな言葉?
旅の思い出として、琴平って入れてみる?
それぞれのオリジナリティの出し方が違っていて
みんなのノートが完成するのが楽しみになった。
いよいよノートになる
やっと決まった。
長かったぁー。
これからノートにしていく。
特別に、ノートの穴あけとリング通しの作業を体験させていただいた。
刻印はお店の方がささっと入れてくれた。
穴あけは慎重に慎重に場所を定める。
穴あけパンチはいつも使ってる小さいやつじゃなくてすごく大きい。
力をしっかり入れて一発で穴を開けていく。
無事に穴が空いたら
次は表紙と紙をまとめてリングで留めていく。
表紙と紙の向きもしっかり確認しなきゃ。
ここで間違えたら今までの葛藤が、、、
リングに入った私たちのノート、これにて完成。
みんなでノートを自慢しあう
出来上がったノートはみんなで見せあう。
同じノートはひとつもなくて
ノートそれぞれにみんなの個性が出てる気がした。
ちなみに私のノートはこちら
表紙に入れた文字は【Buen Viaje】
スペイン語で「良い旅を」「いってらっしゃい」という意味。
旅のフォトアルバムとして使おうって決めた。
横型ノートで旅の思い出を写真と一緒に残していこうかな。
私の入れた言葉の国違いの人がいたのでパシャリ
「Buen Viaje」はスペイン語
「Bon Voyaje」はフランス語
旅好きが集まる今回のモニターツアー、やはり同じ考えの人もいるのか。
旅の思い出がひとつ増えた。
このノートを見るたびに、琴平の思い出がよみがえる。
観光地をめぐる旅はもう終わり
観光地をただ巡る旅じゃないからこそ、旅の思い出が濃くなった。
琴平といえば文房具!ではないけど、
琴平って言葉を聞いたら
「あー、あそこでノート作ったよねー。」
っていう、自分だけの思い出ができた。
これが新しい旅のあり方なのかもしれない。
琴平の思い出は私だけの特別なものになった。
まだまだ終わらないモニターツアー、
もっと好きがコトひらく体験をしていこう。
今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございました。