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御嶽山駅という場所

最近仕事で訪れた、御嶽山駅という駅の平日の朝の風景です。御嶽山駅は、東京都大田区にある、東急池上線の駅です。五反田駅から約15分電車に揺られて到着する駅。3両編成の電車が東京都大田区と品川区の中をゴトゴト走るという、あまり知らない人も少なくないかもしれないこの池上線。ちょっとご紹介してみたいと思います。

■御嶽山駅とは・・

御嶽山駅とは、東急池上線(蒲田~五反田)にある駅です。都内なのに、「おんたけさん」とは、なかなか不思議なネーミングですが、駅前にある御嶽神社の名前を取った駅、と言えるでしょう。

東急池上線の路線図(東急電鉄HPより抜粋)

路線図で見てもわかる通り、東海道新幹線・横須賀線の線路とちょうど交差する場所にあります。

ちなみに国土地理院の地形図で、等高線を書かせてみると・・、

台地の上にある御嶽山駅周辺。駅に交差する東海道新幹線と横須賀線は
掘割構造でこの台地を貫いています。

そんな駅のある朝の風景を、ほんの少しご紹介します。

■御嶽山駅の朝の風景

池上線の電車。ちょっとレトロな色合いの車両も走っています。
駅のプラットホーム。3両編成の五反田行き電車を待つ反対ホームの人たち。
古レールを組んだ上家だけでなく、木造の上家があるのが、
ちょっと懐かしい雰囲気があってよいですね。
駅前の踏切。電車が数分おきに往来するので、結構忙しく活躍中。
踏切待ちをする人が多いのも、日常風景なのでしょうか。
3両編成の五反田行きが発車。これが1時間に何度も繰り返されます。
五反田方面の電車が発着する側の駅舎。
シンプルですが、何となく味わい深いものがあります。

■東海道新幹線の上を跨ぐ駅

線路沿いに少し蒲田駅方向に歩いてみます。
線路沿いい小さな橋が架かっています。
「入船橋」という名前の橋。舟が来ることは想像できないですが・・。
なんと、下には、東海道新幹線と横須賀線の線路が!!
駅のホームの先端部分と、この道路は、
東海道新幹線と横須賀線を跨いでいるのです。

なかなか珍しい角度で東海道新幹線を眺めることができる場所。なかなか面白い場所だったりしますね。

■駅前の喫茶店にて

実は、この近くに仕事で訪れた朝。ちょっと早く着いた時間を使ってのプチ散策なので、少し喫茶店で一服しましょう。

駅前商店街、欲しいものが何でも揃いそうな場所です。
その一角の、駅前にある、サンマルクカフェで一服です。
喫茶店の窓から、駅前の踏切が見えるの、
なかなか楽しい感じですね。
五反田行きの電車が発車。この風景、ずっと眺めていられます。

3両編成の電車に揺られて、大きすぎない駅と、踏切と、駅前商店街。そして朝のコーヒーを飲むひととき。仕事前になかなか楽しいひとときを過ごすことができました。

■新幹線沿いに歩く

さてと、新幹線沿いに歩いていきます。(※あ、街歩き、じゃなくて、お仕事の場所に移動を開始しているのです(笑))

こちらは、老松橋という橋です。
ゴミ集積場になっているのが、毎朝の光景っぽいですね(笑)。
こうして新幹線の線路を上から見られるのも、貴重な場所です。
こちらは、嶺橋という名前の橋です。
やはり丘陵の小高い部分という感じなのでしょうね。
次は、蟹久保橋という橋です。
確かに、道路の先には窪んだ谷が。
丘を削る小さな川と谷があったのでしょうね。
さて、丘の上の道は、だんだん呑川の刻んだ谷をめがけて下がっていきます。
目線近くを新幹線が通過!
壁の向こうは新幹線、という高さまで来ました。
あぶない!
0系新幹線の表情(笑)。ちょっと昭和を感じる1枚です。
鉄道線路はフラットに走り、地形は台地から低地へ。
今度はアンダーパスが出現しました。
池上架道橋という名前の橋。
横須賀線と東海道新幹線の橋が架かります。

こんな感じの朝のお散歩を楽しみました。

■終わりに

東急池上線の御嶽山駅。新幹線と交差する駅は、寂しすぎず賑やか過ぎず、何だか散策するのが楽しそうな駅です。今度はゆっくり時間があるときに散策してみたいと思います。

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