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◎あざみ野・江田という街を歩く◎

横浜市青葉区。東急田園都市線のあざみ野駅。何度か訪れたことはあるものの、土地勘はほとんど無いこの街。ちょっと降り立って歩いてみることにしました。

■まずは、今昔マップで確認

あざみ野、江田駅付近。鶴見川の支流・早瀬川が流れます。
青山道大山街道の、荏田宿がありました。

昔は、多摩丘陵の中の小さな河川が流れる谷戸があり、大山道の宿場があったこの街。今では、東急田園都市線が通り、横浜市営地下鉄との乗換駅ができ、国道246号と東名高速道路が走る、とても賑やかな場所になりました。そんな地区を少し歩いてみたいと思います。

■あざみ野駅からスタート


田園都市線のあざみ野駅。いつでも人が多いです。
あざみ野駅の駅名標。
駅前を流れる、早瀬川。田園都市線が渡ります。
この真下を、横浜市営地下鉄が走っているようです。
胴明台跨線人道橋。昭和40年完成。
人道橋から田園都市線を見たところ。異常に高い架線柱は、
実は東電の高圧線を背負っているからです。
さらに高い丘の上に跨線橋が見えます。行ってみましょう。
こちらは、「赤田平成橋」という名前の跨線橋。
谷底にある、江田駅との高低差、結構ありそうです。
付近の地形図。あざみ野駅から江田駅へは、一つの尾根を越える形になります。

■江田駅と東名高速

こちらは、赤田大橋。道路同士の立体交差です。
谷底の道路を歩いていると・・見えてきたのは
東名高速です!
巨大な高架橋が現れます。ただ、不法投棄等が絶えないのでしょうか。
高架下には厳重な仮囲いが。
東京IC起点、10.6kmポスト。
高速道路沿いを歩きたいと思っていましたが・・
こんもりした丘に阻まれ、歩くことができません。

じつはこのこんもりとした丘は、「荏田城」と呼ばれる、源氏の時代からの古いお城の跡だそうです。民地なので、今は立入禁止です。

谷底の浸水対策に、雨水調整池が整備されていました。
赤田2号雨水調整池という名前です。
そして、その脇のマンションの裏手に・・・
不思議な道を発見しました。行き止まりかと思ったら・・
何と、高速道路の跨道橋でした!
その先は、先ほど通行止めだった、荏田城跡の丘です。
車が大量に行き交う、東名高速道路。
少し歩くと、江田駅前に。
江田駅前では、東名と国道246号が交差する場所付近に駅があります。
国道246号の交差点。交通量がとても多いです。
国道246号沿いに、少し歩きます。

■旧大山街道・荏田宿と国道246号

道路沿いにある、横山医院は、里親委託事業を続けていたのだとか。
ここから、旧道と思しき道に入ります。
小黒谷戸、という名前のバス停。
江田駅に向かう国道沿いの谷が、「小黒谷戸」のようですね。
このあたりは、旧大山街道の荏田宿だったそうです。
宿場町にあるバス停は、ずばり「荏田」バス停。
そこからちょっと歩いたところにある、面白い場所。
そこは・・東名ハイウェイバス「東名江田」バスストップ。
ここから、いろんな場所に旅することができる穴場スポット。
東名高速が眺められるスポットです。
バス停に至る通路。ちょっと怖い感じの場所です。。
反対車線の東京方面行き停留所にも行ってみましょう。
この階段を登った先が、バス停です。
防音壁の合間から入るバス停。
これが東京方面行きのバス停です。
いやー、なかなか面白い場所でした。
再び荏田宿に戻りました。民家の間に、常夜灯があります。
国道246号の信号待ち行列。今ではこんな場所になりました。
荏田宿の早瀬川と交わる部分に、庚申塔がありました。
そして、早瀬川が現れます。
早瀬川を渡る国道246号。幅広で斜めに横断しています。
バックに見えてきたのは、横浜市営地下鉄です。
横浜市営地下鉄の跨道橋。この辺りは地上を走ります。
そして、あざみ野駅に向けて地下に消えていく地下鉄線。
線路沿いを歩くと、東名高速を跨ぐ橋がありました。
夕暮れの東名高速。
荏元橋という名前の橋です。
1968年 日本道路公団建造
施工 地崎・東急JV 北海道ピーエスコンクリート製造 です。

■終わりに

あざみ野駅から江田駅付近を歩き、あざみ野駅に戻る街歩き。起伏の激しい線路沿いの道や、東名高速沿いにある、跨道橋などの施設に、古い城跡、大山街道の宿場町など、とても興味深いものが出てくる街歩きでした。

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