□東急世田谷線全駅の旅□②◆SG02-西太子堂駅、SG03-若林駅
世田谷線の各駅に降りて駅前を歩くプチ鉄旅。前回は今回のゴールである下高井戸駅から、三軒茶屋駅までをまず一度全線通して乗車し、三軒茶屋駅周辺を歩きました。
(前回の記事はこちら)
今回は、三軒茶屋駅から一つ目の西太子堂駅と、その隣の若林駅周辺を訪れます。
まずは、今回探索する範囲を今昔マップで見てみましょう。世田谷線の始発、三軒茶屋駅は、昔は国道246号と世田谷通りの三叉路の渋谷寄りにあり、西太子堂駅まではそこそこ距離があったようです。若林駅は、環七通りができて、少し場所が移転しているようです。北側に流れている水路は、「烏山用水」という水路のようですね。
■西太子堂駅付近を歩く
三軒茶屋駅から西太子堂駅にあっという間に到着。世田谷線は約数百メートルに1か所の割合で駅があるので、バスに近い感覚もあります。特徴としては、短距離の乗客もそこそこ多いことです。皆さん普段使いでよく利用されているような感じがします。
烏山川緑道は素敵な散歩道で、そこの前の小学校が何だかとても良さそうな雰囲気でした。その北側にある八幡神社も、少し牧歌的なお祭りムードが漂う感じがとても居心地よかったです。
次は線路の南側に行ってみましょう。
この工事、「月間推進技術」という雑誌に掲載されていました。蛇崩川は、世田谷区の桜新町駅近くから世田谷通りの南側を流れ、目黒川に合流する河川で、浸水被害が多く発生するため、既存の下水管を補強する目的で増強幹線という水路を建設中とのことでした。
https://micro-tunneling.com/wp-content/uploads/2021/08/2107_05.pdf
■若林駅に向かう
若林駅は、ある意味よく世田谷線の写真撮影スポットとなることが多いです。なぜかというと・・・、
環七通りと世田谷線が平面交差しています。少し特殊なのは、平面交差していても、踏切に遮断機が無いこと、です。道路の側には踏切信号が付いていて、青信号の時は、一時停止は不要で、車は止まらずに直進可能です。赤信号は、普通に停車します。赤信号の時は、踏切の警報音が鳴り、列車が浸入してきますが、電車が「一時停止」して安全を確認したのちに、道路を横断します。つまり、普通の鉄道と違い、「道路優先」のような形になっているのが、この平面交差の流儀です。なかなかこのような交差は今では珍しいおのではないでしょうか。
今回はここまで。次回は、松陰神社前駅、世田谷駅周辺を訪ねます。
■終わりに
西太子堂駅の近くには、烏山川と蛇崩川が流れ、暗渠は公園などもあり、オアシスのような場所になっているようでした。八幡神社のような素敵な場所もあり、三軒茶屋駅に近い場所とは思えない場所でした。若林駅の近くは、環七通りと楽しそうな商店街のある場所で、とても活気ある場所に思えました。
次回は世田谷区の中心部を歩きます。正直なところ、これまで来たことがなかったので、とても新鮮な感じがよかったです。
(続きはこちら)
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