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□ドボクスキー 台湾を行く□①台北に降り立つ

土木技術者、街歩き好き、結構鉄分高め・・という私ですが、基本的にそのテリトリーは、「日本国内」から外には出られていなかったのですが・・(笑)。今回は何と、土木学会の中でミッションを与えられたので、かなり久しぶりの海外渡航を果たしました。その行先は・・、

台湾

です。台湾で見聞きしてきたことを、私なりの土木技術者・街歩き好き・鉄分高めフィルターに通して、ご紹介してみようと思います!

■台北へ向かう

台北に向かうアクセスは、こちらから。

週末の朝の京王ライナーに乗車。
そして、バスタ新宿から、リムジンバスに乗ります。
この行き方、速くて着席保証されているので、
荷物が多い時にはお気に入りなのです。
そして、7月から運用再開した、羽田第2ターミナルの国際線へ。
広くてゆったりしたターミナル。結構快適でした。
いざ、離陸。さらばD滑走路。
このへんまでは国内線と変わらない風景。
天竜川と浜松が美しく見えます。まだ日本(笑)。
そんなうちに、機内食が出てくるのが、国際線、ですね。
そして、見えてきたのが、台湾の陸地です。
結構市街地にある、台北の松山空港へ着陸。
松山空港は、国防上写真NGとのアナウンスが。

■台北市中心部・中山地区を歩く

台北市内中心部。車は右側通行です。
バイクがとても多いのが特徴でしょうか。
日本製品は、かなり多いです。
DAISO JAPANがありますが、
日本で言う、「100均」で、安いものを買える店、というより、
「日本製のものが300円くらいで買える店」という印象。
セブンイレブンにも、日本製のお菓子がたくさん見られます。
見たことのある看板もちらほら。
こちらは、サイゼリヤ。漢字表記ですが、わかりやすいですね(笑)。
さて、台湾を旅行するときに必需品である、「悠遊カード」を購入。
いわゆる交通系ICカードです。

コンビニで交通系ICカードを買うと、キーホルダータイプの、選べるICカードが選択できます。たまたま買ったのが、このトミカのカード。これに現金チャージをして、地下鉄や台鉄(台湾のJRのようなもの)にも乗れますし、スーパーやコンビニでも買い物ができます。台北の地下鉄の自動販売機では、1元からチャージもできるので、小銭をこまめにチャージすると結構便利だったりします。

準備が整ったところで、1日目が終わりました。

■台北メトロに乗る

台北に到着して、悠遊カードにもチャージできたので、次には、地下鉄と台鉄に乗ってみましょう。台北の地下鉄・台鉄を含めた路線図、こんな感じです。

台北メトロと台鉄の路線図。東京と比べるととてもシンプル。
これだとあまり迷うこと無いかも。
メトロ中山駅の入口。浸水対策のためか、
どの駅も数段登ってから降りる構造になっています。
地下鉄駅には、「防空避難」という文字が。
地下鉄の駅には、非常時のシェルターの役割もありそうです。
エキナカには、こんなものも。日本にも、ありますね(笑)。
中山駅のコンコース。電車の行先と、駅への到着時間が記載されています。
Red Lineの次の「淡水行き」は、0分35秒後に発車します。
台北メトロの券売機。
「IC卡加値平台」とは、「ICカードチャージをする台」という意味です。
1元からチャージできる優れものです。
エスカレーターは、右側に立ち止まる人がいるのが普通です。
ある意味そこは、「大阪っぽい」ですね(笑)。
台北メトロRed Lineの電車が到着。
メトロの電車は右側通行。ホームドアも整備されています。
メトロ台北駅に到着。
大きい駅で、とても賑わっています。
こちらは、高鐵(High Speed Railway:新幹線)の券売機。
右上の列車標示なんかは、日本でも見慣れていますね。
そして、高鐵の改札口。7~12号車はこちら。自由席はこっち、とあります。
漢字なので、何となく読めてしまうのがありがたいところ。
高鐵の改札内に、「高鐵弁当」の売り場と、
ファミマ(全家)のキオスク。この辺も何だか日本っぽいです(笑)。
ちょっぴり地上を散歩。台北駅です。
今は台鉄、高鐵、メトロとも地下化されているので、
駅という感じがしませんが、立派な駅舎がランドマークです。

■台鉄に乗ってみる

台鉄の列車案内。「上り」「下り」ではなく「北上」「南下」が台湾流。
「区間車」が各駅停車、「区間快」は快速列車、「自強号」「新自強」が特急です。
実は各駅停車も、とても長距離運転している電車が少なくないです。
さあ、台北駅から台鉄に乗り、松山駅までの一駅プチ鉄旅です。
反対ホームを、機関車けん引の列車が通過。
その隣を、高鐵が出発しています。日本とは違った風景。
やって来ました、区間車(各駅停車)。
このドアが開きます。キャラが何故かかわいいのが、台湾(笑)。
「第四月台」は、「第4ホーム」と呼んでよいと思います。
台北の次は、松山です。
こちら、ヒュンダイ製(韓国製)なのですね。
そして、6kmくらい地下をノンストップで走り、松山駅へ。
自強号は、日本の特急列車っぽいですね。
台鉄のマーク。
松山駅の構内に、何と「JR四国」の文字を発見!
「松山駅」つながりで、姉妹提携しているのですね。
四国も台湾も、列車で一周できると書かれている感じです。
いろんな形で交流いただいているようで、とても嬉しいです(笑)。
こちらは、姉妹駅提携記念の駅名標。
これは、台鉄夢工場という売店。大行列ですが・・
どうやら、駅弁の開店待ち行列のようです。
地上に上がってみました。きれいな駅です。
どうやら、環状線の0kmポストは、この松山駅のようです。
日本で言う、上野駅のような駅なのでしょうか。
駅ビルは、こんなにおしゃれに。
地下化されて近代化された感じでしょうかね。
線路上の公園に、ちょっと不思議な電車風モニュメント。
ターンテーブルになっています。今は故障中!?か、回らないようですが。
松山駅近くの寺院。夜には夜市でとても賑わう街だとか。
再び地下へ。これは無人図書館という感じのようです。
キオスクの飲み物。カルピスが29元です。
JR四国だけでなく、京急まで登場(笑)。
ここは、「羽田」と「松山」という空港同士の姉妹提携のようです。
京急をPRする模型展示が。東京から羽田、横浜まであります。
何故か、その横は「埼玉西武ライオンズ」も提携??
こちらは、松山城420周年をお祝いいただいているようです。
道後温泉本館に、坊ちゃん列車、「愛媛」「松山」の文字。
とてもご贔屓にいただき、感謝です(笑)。
さて、松山駅から再び台北駅に戻ります。
電車の車内。結構利用客、多いですね。

最初のレポートはここまで。

■終わりに

交通系ICカードを手に入れたら、早速鉄道に1駅ずつ乗ってみるということをして、台湾という国がどんなところかを見てきました。日本と言う国がある意味色々と身近に感じてもらえていることを改めて実感し、こちらも台北と言う街がとても身近に感じられ、とても面白く感じたところでした。

次回からは、もう少し台湾のいろんな姿をお伝えしたいと思いますので、お楽しみに!

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