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ほん その③「授業のユニバーサルデザイン入門」
小貫悟先生・桂聖先生著の「授業のユニバーサルデザイン入門」を読んだ。今まで色んな研修でユニバーサルデザインという言葉と実践を聞いてきたが、日々の授業を進めることに必死で向き合ってこなかった。夏休みかつ授業を持っていないこのタイミングに、少し勉強してみようと思い読んでみた。
桂先生が提言する「焦点化」「視覚化」「共有化」という授業UDの3つの要件は、自分も何となくやってきたつもりだった。しかし、まさにこれが危惧されている形骸化だと思う。なんとなく子どもが食いつくから、良さそうだから取り入れるのではなく、これらの視点と目の前の子ども達の実態をよく鑑み、意図をもって手立てを設定していかなければと反省した。
授業を進めることに追われ、授業以外の事務処理をこなすことでなかなかできていなかった授業を考えるという行為。この本に何度も出てくる「山場から逆算して展開を決める」という授業の作り方を肝に銘じて授業づくりに励みたいと感じた。あと、今は立場上ある学級に飛び込みで授業!なんてこともよくある。普段から各学級の実態把握にも努めたい。
あと単純に、国語の「見立てる」の授業、こうすればよかったのか〜と反省。子ども達が楽しく「わかる・できる」授業を自分の手で作れるようになりたいものだ。