🎵雨の日に聴きたい歌④-1 愛しい人と聴きたい雨ソング(5曲)
「雨の日に聴きたい歌」シリーズの第4回目は、
「恋人や好きな人と一緒に聴きたい、雨に纏わる歌」
というテーマでリストアップ。
このテーマは紹介したい歌が少し多くなってしまったので💦、
前編・後編の2回に分けてお届けしたい。
前回記事はこちら👇
私が暮らす地域は今日、朝から烈しい雨が降り続き、気象庁から梅雨入り宣言があった。
これから当分、身体にも心にも湿気を帯びてしまうような、陰鬱なお天気が続くことだろう。
それでも好きな音楽に浸りながら、様々な歌の情景に感情移入していると、うっとうしい雨も感じ方が変わってくる(ような気がする)。
毎日のルーティンをできるだけ軽快にこなしていくためにも、本シリーズ記事で読者の方々の「お気に入りの一曲」を見つけていただけたら幸い🍀
……そんな思いで、今日もお薦めの「雨ソング」をお届けします(^^♪
①シェルブールの雨傘
歌:白鳥英美子
作詞:Gimbel
作曲:Michel Legrand
1964年、フランス・西ドイツ合作で作られたミュージカル映画のテーマ曲。
作曲者の Michel Legrand が全体の音楽を手掛けた。
日本でも多くの歌手がこぞって、この歌を美しく歌い上げているが、私が個人的に虜になったのは、白鳥英美子さんの歌唱。
相手の幸せを心から祈るとはどういうことなのか、と考えさせられるこの作品。
聴くたびに名状しがたい感動に包まれるが、本記事執筆のため、改めてじっくり鑑賞している最中にも、その映画の中の美しい愛情物語を思い出し、涙が溢れた。
②雨
歌:Gigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクェッティ)
作詞:Daniele Pace, Gianni Argenio
作曲:Daniele Pace, Mario Panzeri, Corrado Conti
1969年、Gigliola Cinquetti のシングルとしてヒット。
イタリア語のこの歌は後に多くの言語に翻訳され、日本語詞のカバー曲では岸洋子、伊東ゆかりらの歌唱作品が知られている。
私は中学・高校と、カーペンターズやマドンナなど、海外アーティストの歌にも親しんだが、この歌も繰り返し聴いていた。
後に、トヨタ「ヴィッツ」のCMソングにも使われている。
たとえ雨が降っていようと、太陽が消えようと、私はいつも変わらずあなたの太陽でいるわ、雨は存在しないわ……
とても朗らかで清らかな愛を伝える、珠玉の一曲。
③ドラマティック・レイン
歌:稲垣潤一
作詞:秋元康
作曲:筒美京平
1982年10月リリース。
タイトル通り、恋のムードをドラマティックに盛り上げる歌詞・メロディ。
そこに降る雨は、地面を叩きつけるように烈しく、絶え間なく降り続く雨。
その雨によって「二人だけの閉ざされた空間」が描き出される。
稲垣潤一さんの甘い歌声も、その恋愛ドラマを甘美に盛り上げるための必須要素だ。
④もう涙はいらない
歌:鈴木雅之
作詞:西尾佐栄子
作曲:中崎英也
編曲:中崎英也
1992年5月リリース。
日本テレビのドラマ『刑事貴族3』の主題歌として有名になった。
雨や嵐が訪れようと、愛しい人を腕の中に抱き締め、けして離すことはない、という男性の強い恋愛心理。
都会的で洗練されたメロディが、そんな詞のムードをより濃厚に、ドラマティックに盛り上げている。
⑤霧雨の舗道
歌:加山雄三
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
編曲:加山雄三
1966年9月リリース。
「弾厚作」は、加山雄三が作曲家として活動する際のアーティストネーム。
「雨の舗道」だと、しっかり雨水が浸み込んだ、足取りの重くなる道を想起する。
しかし、「霧雨の舗道」だとその印象が変わる。
足取り軽く歩ける、うっすらと雨でコーティングされた舗道が瞼に浮かぶのだ。
……そう、傘も差さず、手をつないで歩くのも趣があって楽しい、そんな明るい霧雨風景。
それにしても、加山雄三さんがこれまで手掛けてきた曲は、どれも個人的にオシャレだと感じる。
だからこそ雨の日に聴くと一層、すがすがしいと感じる。
そんなメロディばかりだ。
本日の記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m