ゴミ箱がない
首都圏では駅等の公共施設にゴミ箱が置かれなくなって久しい。古い話だが、地下鉄サリン事件や世界各国の鉄道テロ、家庭排出ゴミ対策等いくつかの理由により減っていったと思うが、気がついたらゴミ箱は無くなっていた。
それにも関わらず駅等の公共施設にゴミが無造作に捨てられていたり、散乱していることはほとんど見ない。公共施設の清掃担当の方の努力は大変なものと思うが、一般の方もゴミが捨てていなければポイ捨てはしにくいし、ゴミが出ても自分で持ち帰っているのではと想像する。他国の状況は分からないが、日本人の公衆マナーは大したものなのかもしれない。
今オーバーツアーリズムが叫ばれ、外国人が観光地でゴミを散乱させることがマスコミで取り上げられることがある。外国人にとってはゴミ箱がないから捨てる場所がなくて不便という意見もあるらしい。
ただ日本人の集団公衆マナーを外国人に理解してもらうのは難しいのかもしれない。