赤穂浪士は蕎麦屋の２階に集合

　12月14日は赤穂浪士討入の日。時代劇が少なくなった今日、若い方はその日を意識しない人も多いかもしれません。

　さて、討入前に彼らが事前に集まったのが、蕎麦屋の2階と言われています。火消し仲間の祝いという名目で集まったということだが、ほぼ事実ではないらしい。何故なら元禄の頃にまだ蕎麦屋自身がなかったからという。但し、浪士の何人かが蕎麦切りを食べてから出発たらしくそれが拡大されたとのこと。

　ネットで調べると、蕎麦が急速に広がったのは江戸時代後半。関西うどんに対して蕎麦はまだ新しい食べ物であり、手打ち蕎麦を食べるのは江戸っ子の流行りだった。

　この頃江戸で大当たりした忠臣蔵にかけて、討入前に手打ちを食べて出かけるとは幸先よしと考え、新し物好きの江戸っ子に蕎麦を食べさせる為の宣伝として蕎麦屋の2階としたという説もあります。

　さて、討入の時間が迫ります。私も何だか蕎麦が食べたくなってきた(？)