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💁📚61【しんどくなったら、心より先に体を整えよう】そうしよう! 1040


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しんだくなったら、心より先に体を整えよう

いちい葉子(1968年神戸生まれ、整体指導士、「まくら体操セラピー」を開発しのべ3万人以上の心身の不調と向き合う、オンラインレッスンでは海外受講者も)

アスコム 215頁
2024/11/27初版



「心の声ではなく体の声を聞いてください」
これ、心身が絶不調で精神科に通院し始めた頃、出張診療にいらした漢方専門医から私がかけられた言葉。
「……しなければならない」「……した方が良い」「普通は……する」と頭で考えるのではなく、「体が何を必要としているか」に従いましょう、体に出ている症状から知りましょうってこと。
似たようなタイトルを見て手に取ってみた。


整体といっても、症状のある箇所にバキバキとアプローチするのではなく、体中の不調の原因となっている背骨と骨盤の歪みを正す手法。
体のみならず心の不調までもが驚異的に回復することは、著者自身が体験している。


腰や首にまくらを当てて脚や頭をユラユラさせるだけ、特別な用具もテクニックも不要の「まくら体操」を開発。
教室を開くと、口コミで受講者が殺到。
やり方は本書をご覧になっていただくとして、先ずはキモになる言葉をご紹介。


心は思い通りになりません。
いくら元気を出そうと思っても、
落ち込んでしまうときがある。
思いがけないストレスにさらされることもある。

そんなとき、どうか自分を責めないで。
まずは体に目を向けてみてください。
なぜなら、心と体はつながっているから。
体は必ず応えてくれます。

カバー裏

 ほんとうに悩んでいるとき、いっぱいいっぱいで心が悲鳴を上げているとき、会社に行く気も、家事をやる気も起きないとき。
 *こういうアドバイスはほとんど効果がないのです。
(略)いわば、順番が間違っているのです。
(略)いま、あなたに必要なのは「体」へのアプローチです。

*こういうアドバイス=ネガマインドを払拭する話、マインドフルネス的な教え、断捨離系アドバイスなど

はじめに

「気合いを入れたらできる」
「怖くないと思えば大丈夫」
「メンタルが強ければうつにはならない」
(略)気の持ちようで「しんどさ」はどうにかなるものだと思っている人も多いかもしれません。

(略)「しんどさ」を抱えて心だけに目を向けようとしてうまくいかないときは、ぜったいに体からアプローチするのが良いと思っています。

第1章 心の「しんどさ」を乗り越える
カギは、体にある


これこれ‼︎
そんなこと言われなくても解ってるの。
解ってるけどできないから辛いの。
できない自分を責めるから、益々辛くなるの。
どうにかしなくてはと焦れば焦るほど、デフレスパイラルに巻き込まれてしまうの。
心ではなくて体に対してなら、何か手を打てるんじゃない?


仕事(家の外の仕事とは限らない。家事も育児も介護も)で過労、睡眠不足、ゲームやSNSや動画で夜更かし、暴飲暴食、若しくは面倒で食べない。
挙げ句の果てに体調不良。
それは体から「やめて〜」「体を酷使しないで〜」という警告。
日頃から体の声に耳をすませ、無理は控えなきゃ。
無理が通れば道理は引っ込んでしまう。


もし「自分が頑張らなきゃ」と追い込まれたら、「オマエじゃなくていいんだよ〜」と自分に声をかけてみる。
「他者から評価される」「他者から頼りにされる」ために頑張りすぎることは、体を壊しても構わない理由にはなり得ない。


向上心は素晴らしいけれど、それは果たして本心?
本当にやりたいことならいいけれど、他者(職場•ママ友•学校など)の価値観に合わせてない?
他者から認められることが目的になってない?


体調が悪くなったら、栄養をとって、サプリをとって、薬をのんでって、体に入れてばっかり。
先にゴミ出ししなくっちゃ。
便•尿•汗•涙•鼻水•発熱•咳•湿疹•ぎっくり腰も、体からの排泄反応。
普段からこまめなゴミ出しが大切。
えっ、ぎっくり腰も⁇


検査を受けても医師に診てもらっても、最終的には自分自身で選び、決めること。
体の管理やケアは、してもらうものではなく自分でするもの。
責める相手がいれば、後悔に襲われ他者を恨む感情が大きくなってしまう。


整体で体にアプローチして
⚫︎変化に対応できる体
⚫︎自然治癒力の高い体
⚫︎*きちんと風邪が引ける体
を入手できると
➡︎どんな状況にも対応できる柔軟性
➡︎傷ついても早く回復する
➡︎不必要なものが入っても、自分で捨てられる
そういう人(体)になる。
なったらケアしながらキープする。
まくら体操は、日々心と体をリセットする最強の「セルフケア」らしい。
*きちんと風邪がひける体=ちょっとした不調にも体が正しく反応し、諸症状によりゴミ出し(デトックス)ができる


心を見つめて答えが出なくても、
⚫︎体はどんな状態か
⚫︎何を感じているか
⚫︎何を必要としているか
と体とじっくりと向き合う時間を重ねると、感情に気づき本音を受け止められるようになる。
これって精神科で受ける認知行動療法と、とってもよく似ている。


とはいえ、家庭でも社会でも人との関わりは不可避。
ときには「できないふり、知らないふり、届かないふり」。
若しくは「見えないふり、聞こえないふり、ボケたふり」。
体力差•性別差•個体差•年齢差があるんだもの、得意な人にお任せ。
常時全方位に頑張らなくていい。


まだまだ書き足りないけれど、難しいことは何もない。
「何とかしたい」「何とかしなくちゃ」と思ったら、体にアプローチしましょうねってこと。
ソフトカバー、字が大きい、行間が広い、緑色を使ったデザインが心地良いのでストレス無し。
手軽に読めるので、後は本書でどうぞ。


特に「第5章 体が整えば、人間関係のしんどさも手放せる」を読めば、リアルな人間関係は勿論のこと、no+eやSNSに「しんどさ」を感じている人も、お気楽に楽しめると思うよ。(2/8)








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