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過度なディスカウントはお互いが崩壊する

間もなく年度末。
企業によっては来年度の予算策定の時期かと思います。
来年度の事業計画を設定した上で、取引先に見積を依頼し、その見積を基にして社内予算管理部署に予算取りの交渉を行うという作業になります。

今日はこの見積依頼の話をしたいと思います。
昨今の流れとして、どこの企業も事業費の削減を目標に掲げていますので、予算策定をする際も、前年度比○○%削減と目標を提示されることがあります。
この削減目標の煽りを受けるのが、主に取引先ということになります。
見積依頼の結果、更なるディスカウントを要求したりして、更なる事業費削減を目論む企業も多いかと思います。
取引先によっては、顧客との関係を崩さないように、無茶な予算削減要求に答えるところもあるようですが、そもそも無茶なディスカウントは、その後の適正な事業継続が立ちいかなくなるほか、品質や安全面で無理をすることに繋がってきます。
こうなると、お互いの企業が不幸になってしまうものです。

事業費削減は、昨今避けて通れないことではあります。
ただ、そのしわ寄せを取引先に押し付ける行為はフェアな行為ではありません。
その商品やサービスに対して適切な対価をお支払いし、お互いの企業が繁栄していくこと。
これが一番大切なことではないかと筆者は考えます。
無駄な部分を削ぎ落とすことは大切ですが、必要な部分は惜しみなく投資を行なっていく。
そのようなアクションが大切だと考えます。

自分の企業だけが生き残れば。
そのような考えは、自らを滅ぼすことにも繋がります。
企業活動を通じて、世の中みんなが幸せになっていくためにはどのようにアクションしたら良いかを、その企業で働く一人一人が認識して活動していきたいですね。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。

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Yukikazu Kawagita
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