沖縄にまんまと騙された話
私は、今も昔も沖縄に惹かれてる。
MONGOL800のアルバムに収録された「琉球愛歌」
中学生のころ、この歌が大好きで(王道の小さな恋の歌ももちろん好き)
「こんな素敵な歌を生み出せる人たちが生まれた所は、素敵な所に違いない!」
そんなことを思って「沖縄で一人暮らしをしたい!」と当時の私は意気込んでいました。
(吹奏楽曲でも沖縄の曲が好きです、琉球音階に惹かれるのかも。)
東北の内陸生まれだからなのか、そもそも海への憧れが強かったです。子どものころから海水浴に何度も連れて行ってもらい、わかめや貝殻を拾い集め持ち帰っていました。(そのまま忘れて放置で臭くなるやつ)
海が好きだからこそ、海に年中入り放題の沖縄に住みたいと思いを馳せる日々。
まだ沖縄に暮らせてはいませんが、10月末に5年ぶりくらいに沖縄に行ってきました。そして、今回の旅は前回よりも衝撃が大きかったので書き残したくなった次第。
(※沖縄旅行のために、本気のダイエットも実行☟)
◇沖縄で出会った人たち
今回はマリンスポーツとグルメを楽しむ旅でした。
そこではお店の店員さん、ホテルマン、アクティビティのスタッフさんなど…さまざまな方との出会いがありました。そこで感じたのは、
みんな、ホスピタリティ高すぎ!! ということ。
「よかったら、お写真撮りますよ~!」と店員さんが声をかけてくださったり、ジーマーミ豆腐や料理に使われている野菜について軽く質問すると、丁寧に作り方や特徴を説明してくださいました。
小さいお子さん連れのお母さんに対して、
「お母様の食事(大きいステーキ)をお切りいたしましょうか?」
とたずねていたり(子どもから目を離せない中、切るのが大変だろうという配慮)子ども用の椅子や食器について店員さんから声をかけていました。
私が宿泊したホテルは無人島を所有しており、私はその島に船で向かいシュノーケリングやカヤックを行いました。
その時にお世話になったスタッフのお兄さん。この方の話が今の私をじんわりとあったかい気持ちにさせてくれたのでした。
沖縄について、島について、お兄さんが持つ仕事観についてなど、さまざまなお話から感じたのは、私には無い、深い地元愛……。
地元が、海が、大好き。だからこそ海に出て、そしてお客さんに地元の魅力を伝える、この仕事が大好き。
笑顔で生き生きと語るお兄さんの姿に圧倒。
なんてったってこの方19歳なんだから・・・
「仕事とは何か」を、私は社会人1年目のお兄さんに教わったのです。
さまざまな出会いがありましたが、このホスピタリティの正体はなんだ?と考えたとき……
「先回りした適度な思いやりの提供」だということに気が付きました。
こちらが要求しそうなことに応えるのは当たり前で
店員さんに言われてからこちらが気づくくらいの、
「確かにそれをしてくれたら嬉しいかも」と思える行き過ぎない、適度な+αの配慮。
この+αの提供がうますぎる。なんなんだ。沖縄県はホスピタリティの塊か?
・・・という会話を、沖縄旅行を共にしたパートナーに話すと
「県をあげて、俺たちをだましているのかもよ。」だって。
そう思うくらい、終始心地よい思いやりにあふれた旅でした。
あともう一つ、
みんな地元が大好きすぎる。当たり前だ。こんなにきれいなんだもん。だからこそ自信をもって観光客をもてなすし、堂々と沖縄愛を伝える。潔くて心地よい。私はどうしても地元を卑下してしまうから、その愛が羨ましくもある。私も、心から愛せる土地に住みたいぞ。
沖縄の人たちにまんまと騙された私は、ますます沖縄が好きになったので
きっとまた、那覇空港行きのチケットを取ることでしょう。。。
いつか、短期間でも沖縄に住むことをここに宣言して終わろうと思います。
待ってろよ、沖縄!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?