ぬた(ちゃぴお)

shelikes/月刊無職ライター/LivelyTalkホスト 日々のことをつらつら書きます

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マガジン

  • 母と過ごした2ヶ月半

    2022年8月。私は27歳、母は59歳。急に足が動かなくなった母は、ガンが脳に転移しており、余命1,2ヶ月と宣告される。私は仕事を休み、自宅で母の介護がスタートしました。母と過ごした日々と最期の想いを綴っています。

  • SHElikes関連

    女性向けオンラインキャリアスクールSHElikesで取り組んだ課題や、コンペで採用された記事を掲載しています。

最近の記事

友達と会いたくない理由は「私の話を聴いてほしい」から

「あーあ、今度の友達との予定、キャンセルしたいな」 洗面台の鏡に背を向けた状態で、歯を磨きながら思った。 最近は特に「昔からの地元の友達」と会うことに、さっぱり気が乗らない。 私には、割と友達がいる、と思う。小・中学校の友達だったり、部活仲間・サークル仲間だったり。 でも、最近、会いたくないのだ。 なぜだろうと考えたとき、私には会いたい人が出来たからだなと思った。 それは、この1年間で新しく知り合った人たち。その人たちに会いたいからだな、と思った。 じゃあ、なんでそ

    • 琵琶湖に浮かぶ、竹生島にいったよ

      先日、滋賀県にある竹生島に行ってきました。東北生まれなので、琵琶湖は初めて見ました。本当にでっかいね。 そして私はよく島に行きがちかも。猿島、田代島、直島、竹生島、ヨウ島……船に乗って渡るのが好き。 竹生島は、人はいなくていろんな神様が住んでいる島なんだって。 島に売っていた、竹生島オリジナルのお線香。 自然と「あ、お母さんに丁度いいかも」と思って購入。 でも、暫くして急にこみ上げてきた。 いやいや、ふざけんなよ。 なんで、お母さんのお土産に、お線香を買わなきゃいけな

      • 4月とわたし

        家の庭、春になるとたくさん花が咲きます。 ツバキ、ハナミズキ、スイセン… (でも名前が分からない花がほとんど) 子供の頃、庭に自然と生えてくる撫子の花を摘んで母に渡し コップに入れて、わくわく眺めていたのを覚えています。 雪に埋もれていても、春になるとちゃんと花を咲かせる。 昨日までつぼみだったのに、いきなりブワッと花が咲いたり。 私が生まれたころから、変わらずにずっと毎年咲いている。 なんなら、誰も植えていないのに、新しい花が勝手に咲いてる。 子供の頃から4月が好

        • 綺麗な三日月

          「書くことは世界を狭くすること」ってなにかでみた。 この言葉を知ったとき、「あーなるほど~まぁ確かにそうね~」くらいの感想だった。 昨日、東京へ向かう夜行バスに乗るため、21時過ぎに歩いてバス停に向かった。空にはオレンジの細い、三日月が。 「あ~~~!綺麗!」 そう思ったと同時に、三日月の存在を「綺麗」という一言で、済ませたくない気持ちが湧いてきた。 綺麗なのよ、確かに。でも、綺麗だけじゃないの、絶対。 月なんて、地球が生まれたころからあるわけで(同じ時期に生まれ

        マガジン

        • 母と過ごした2ヶ月半
          57本
        • SHElikes関連
          7本

        記事

          やってることはライター。でも私は「ライターです」とは言いたくない。

          私は、母親の介護+看取った経験を、何とか残しておきたくてnoteを始めた。 そして、その文章を読んでくれた人たちから励みになったよ、など素敵な感想をたくさんいただいたことをきっかけにライターの仕事に興味を持った。 それからは、オンラインのキャリアスクールSHElikesというところでライターの勉強をし、ライターになるための道のり、ポートフォリオを作るだとか、案件を獲得するだとか…いろんなことを知った。 ・・・・ライターへの道が明確になったとたんに なんとなく憧れていた「ラ

          やってることはライター。でも私は「ライターです」とは言いたくない。

          【山辺町】話題の「推し活カフェ」で味わう絶品チーズケーキ&クリームソーダ

          今回ご紹介するのは、2022年6月にオープンしたCafe Anju(カフェアンジュ)さん。 私が土曜日に訪れた際、店内は満席でお客さんが並ぶほどでしたので日を改め、平日にリベンジしました。若い世代の方からご年配の方まで、さまざまなお客さんが足を運んでおり、地域のみなさんに愛されているカフェです。 そして、なんといってもこのカフェは「推し活ができるカフェ」ということでニュースや、SNSで話題になっているのです。今回はそんな大注目のCafe Anjuさんにお邪魔しました。

          【山辺町】話題の「推し活カフェ」で味わう絶品チーズケーキ&クリームソーダ

          夜のおかいもの

          夜の買い物が好きで、 だいたい19時半に出発する。 食料が値引きされてるからっていうのもあるけど、お店の中も静かで、駐車場も空いていて気持ちがラク。 それに子供の頃も、金曜日の夜、母にジャスコに連れてってもらうのがすごく好きだった。夜のスーパー。なんかワクワクする。 よくアイスとか、ランチパックのたまごとかをねだって買ってもらってた。そして車ですぐ食べる。 今も買い物が終わったら、車の中で一人で静かに菓子パンを頬張ったり、じゃがりこをもしゃもしゃ食べたりしている。

          夜のおかいもの

          【SHElikes】ライターコンペ入選記事

          テーマ:15分でできる隙間時間の活用法 (2023年10月前期開催) テーマ:私流モヤモヤの晴らし方 (2023年10月後期開催) テーマ:わたしらしくご機嫌でいる暮らし方 (2023年11月前期開催) ✐与えられたテーマを深掘りし、想定読者が本当に求めているものは何かを考え執筆しました。 ✐自身の体験を織りまぜ、より読み手が共感できるように工夫しました。 ✐読みやすく、分かりやすい構成を意識しました。

          【SHElikes】ライターコンペ入選記事

          元リクルート社員が語る 仕事への向き合い方/『SHEmoney』松尾真里

          ・松尾真里さん SHE株式会社で女性向けのマネースクールSHE moneyのブランド責任者を務める。新卒でリクルートに入社するも20代でキャリアチェンジを決意し退職。その後はSHE株式会社に転職し、さまざまな新規事業の立ち上げなどに携わっている。 ・マネースクールSHEmoney 自分らしい資産形成を学ぶマネースクール。お金を稼ぐ・増やすのではなく「自分にとっての豊かさ」に焦点をあて、コーチングを通して深掘りをしていく。金額のような定量的な指標ではなく、自分が感じる豊かさを基

          元リクルート社員が語る 仕事への向き合い方/『SHEmoney』松尾真里

          一度着たらもう手放せない!「着た着て」Tシャツの魅力とは

          「着たくないのに毎日着てしまう」Tシャツ、そんな名前がついた、略して「着た着て」Tシャツ。着たくないはずなのについつい着てしまうなんて、一体どんなTシャツなのか気になりませんか?今回は着た人の心を掴んで離さない、不思議な白Tシャツの魅力に迫ります。 アイロン不要でパリッと着こなせる、そんなTシャツあるの?シンプルな白Tシャツはプライベートだけでなく、ビジネスシーンにもマッチします。清潔感が出て、オンオフともに使い勝手が良いアイテム。ジャケットを羽織りパリッと着たり、ジーン

          一度着たらもう手放せない!「着た着て」Tシャツの魅力とは

          【症状別】日焼け後の正しいアフターケアはこれだ!

          夏は海やキャンプなど外でのイベントが盛り沢山ですよね!ですが、そこで気になるのが日焼け。日焼け止めを塗るのが面倒だったり、塗り忘れてしまったりで、「気づいたら肌が赤い!」なんてことも。また、日焼けによってかゆい、痛い、皮むけなど肌トラブルも多いですよね。今回は肌の状態別に、日焼け後のアフターケアや治し方をご紹介します! ①赤い日焼けの対処法 アフターケアの基本はまず「しっかり冷やすこと」です。日に焼けた赤い肌は火傷をしている状態なので、早急に冷やしてあげましょう。冷たい水

          【症状別】日焼け後の正しいアフターケアはこれだ!

          私は今日も、くまに愛を伝える

          「生んでくれてありがとう」「大好きだよ」 感謝や愛を言葉で伝えることは、なぜこんなに恥ずかしく感じてしまうんだろう。本当に伝えなくてはいけない人の前では「きっと伝わってるから言わなくてもいいよね」「また今度にしよう」なんて思って、言葉にすることから逃げてしまう。私はずっとそうやって生きてきた。 しかし、私のお母さんは真逆だった。私と違って昔からよく言葉で愛を伝えてくれた。子供のころから私は、どうしたって恥ずかしくて「うん……。」と呟き、照れ隠しでいつも違う話をしてはぐらか

          私は今日も、くまに愛を伝える

          何かのせいにする、そんな夜が、あったっていい

          久しぶりに温泉に来た。 そろそろ生理がくるから、行くなら今日だ、と思い立って。 女ってめんどくさい。 早くお湯につかりたくて、つい急ぎ足になってしまう。 私の実家は近くに温泉があって、子供のころからよく入りに行っていた。 だから、大人になった今でもたまに温泉に行きたくなる。 ** 大量のお湯に全身が包まれた瞬間、つい「はぁ~っ」と声が漏れてしまう。 「風呂は命の洗濯よ」ってミサトさんが言ってるけど、これこそ、洗濯スタートの合図だ。 平日の夜だからかな、大浴場を独り占め

          何かのせいにする、そんな夜が、あったっていい

          久々に江國香織さんの本を読んだらスイートだった

          先日、待ち合わせまで時間があるからと、ふとブックオフで時間をつぶした。本屋に行くとつい探すのが、「昔好きだった小説家」の欄。 *** 私の人生において、一番本を読んでいたのは小学生~中学生のとき。 当時は本屋に行っては、気に入った小説家の本を集めていた。 特に集めたのは乙一さん、本多孝好さん、そして江國香織さん。 (※乙一さん、好きだったけどホラーやグロ系は苦手……。) 高校生になると部活に時間を注ぎ読書から遠ざかり、大学生や大人になると自己啓発やらビジネスやらマイ

          久々に江國香織さんの本を読んだらスイートだった

          沖縄にまんまと騙された話

          私は、今も昔も沖縄に惹かれてる。 MONGOL800のアルバムに収録された「琉球愛歌」 中学生のころ、この歌が大好きで(王道の小さな恋の歌ももちろん好き) 「こんな素敵な歌を生み出せる人たちが生まれた所は、素敵な所に違いない!」 そんなことを思って「沖縄で一人暮らしをしたい!」と当時の私は意気込んでいました。 (吹奏楽曲でも沖縄の曲が好きです、琉球音階に惹かれるのかも。) 東北の内陸生まれだからなのか、そもそも海への憧れが強かったです。子どものころから海水浴に何度も連れて

          沖縄にまんまと騙された話

          終わりに向かっていく明日を、笑って迎える意味を。

          これは、RADWIMPSの「トレモロ」の最後のフレーズ。 私のマイカー「おもちちゃん」(※単純に車体が白いから)で流れるのは、私にとっての懐メロ。小中高で使っていたウォークマンに入れていた曲をスマホに転送し流しているから、エモさMAXな曲を聴きながらいつもハンドルを握っている。 邦ロックが大好きで、昔はよくライブやフェスに行っていたっけな。特に好きだったのが、RADWIMPSとBUMPOFCHICKEN。(今はあまり聴かなくなってしまった~!)当時の学生といえば、ラッド、

          終わりに向かっていく明日を、笑って迎える意味を。