千葉市の「防災ライセンス講座」を受けました
昨年、「防災士」の資格取得前に千葉県千葉市が開催している「防災ライセンス講座」を受けました。
千葉県には、東金市と長生村にしか「防災士」の助成金がなく、ダメ元で「市長への手紙」という投書箱を活用して、「今後、助成金を検討していただけないでしょうか?」と問い合わせたところ、千葉県では「防災ライセンス講座」を無償で提供しているとご案内いただいたことがきっかけでした。
防災ライセンス講座とは?
1.主催
千葉市(担当:総務局危機管理部防災対策課 地域防災力向上班)
2.目的
(1)防災に関する知識・技術を習得した「地域おける防災リーダーの養成」
(2)(1)のリーダーが、自らが参加する地域の防災活動において、その知識・技術を還元することによる「地域防災力の向上」
1年のあいだに5回開催されていて、1歳6ヶ月~就学前児を対象とした託児所付きの実施日もありました。地域の防災対策が聞けること、天気予報で有名なウェザーニューズの方のお話が聞けるとのことで申し込みました。
スケジュールは下記の通り。
私が参加した回は、千葉市ハーモニープラザ内にある千葉市男女共同参画センターで、参加者は10名程度、20〜30代の方はほぼおらず、年配の方々が多かったです。残念ながら危機管理センター案内はなく、ずっと座学だったので、休憩時間は目の前にある広大な青葉の森公園まで散歩をしました。
これまで阪神大震災や東日本大震災を知っていても、実際に被災して避難所生活をしていたような方の経験談を直接聞いたことはありませんでした。
いまはインターネットや新聞から得られる知識もありますが、講座では東日本大震災の時に個人で記録した液状化現象の映像を見せていただいたり、震災ボランティアに行ったときの現地の反応を聞かせていただいたり、講師の先生方からとても貴重なリアルなお話を聞くことができました。
アルファ米など防災グッズのお土産つき
今回は、「修了証」と「非常用トイレ」や「アルファ米」などを詰め合わせた「防災グッズ」もいただきました。
ホームセンターの防災コーナーなどでよく見かけて気になっていた尾西食品のアルファ米。炊きたてごはんのおいしさをそのままに急速乾燥していて、お湯または水さえあれば、簡単にふっくらごはんができあがり、スプーン付きですぐに食べられるとのこと!水でも食べられるなんてすごいですよね。
後日、12食ごっそり入った「尾西食品 アルファ米 12種類コンプリートBOX」(写真)を買い足してみました。すばらしい商品を手に取るきっかけができて、「防災ライセンス講座」に感謝です。実際に利用する日が来る前に食べてみて、好きな味は買い足そうと思います。
2023年度の「防災ライセンス講座」は終わってしまいましたが、他には「防災ライセンス・スキルアップ講座」として「家具転倒防止対策講師養成コース」「HUG講師養成コース」「避難所トイレ講師養成コース」などもあるようです。(※「HUG講師養成コース」「避難所トイレ講師養成コース」は終了)
近くにお住まいの方々と知り合ったり、防災についてお話しできるチャンスでもあります。ぜひ興味のある方は、地域の役所や消防署などで防災講座がやっていないか、HPや広報をチェックしてみてください。