自分に合った働き方・生き方とは?(虐待が脳を破壊する)
みなさんこんにちは!読んでいただきありがとうございます。
最近私は悩んでいることがあるんです。それは働き方について。3月31日に正社員で入った会社を退社した私。今はバイトの掛け持ちで生活しているんですが、これまたすごく厳しくて。まだあらゆる手続きが済んでなくて、不安でいっぱいです。
私は高校生の時から睡眠障害が発症しました。それから8年経った今でも睡眠薬を飲まないと寝れません笑 それに毎日動悸がして、体を動かすのもしんどい時がほとんどです。周りから見たらきっと普通に見えてるんだろうけど(どっちかっていうと、明るく見られているかもしれません)、正直どうやって生きていこうか、どうやって働いていこうか不安でいっぱいなんですね。たぶんこのブログを見てくれている人の中には、私の名前で検索してくれて、私が書いてるって分かって読んでくれている方もいるでしょう。(ちょっと恥ずかしいですね笑)
いつからか(かれこれ8年くらいかな)、馬力がきかないというか、力が入らないというか、そんな日々が続いております。記憶力もすごく落ちた気がするし、本を読んでもなかなか内容が頭に入ってこないし。こんな私ができるお仕事があるのかなって思ってしまうこともあります。ずっと立ってると立てなくなっちゃったり、文章を読んで理解しようとしても、動悸がしちゃったり。困ったものです。どうにか誤魔化して生きてきたけど、そろそろごまかせなくなってきました。
そろそろ助けを求めないと生きていくのが大変です(笑)
周りには優しい方々がたくさんいます。私が弱音を吐くと、慰めてくれる人がたくさんいます。本当にありがたいです。もっとその人達と心を通わせられたらって思うんだけど、人が怖いっていうか、心と頭がついていかなくて。優しい人って分かっているのに勝手に緊張してその人となかなか関われない自分がいます。だから一人じゃないのに勝手に一人を作り出しちゃって。どう甘えていいのか分からないんですよね。
そんな私は大学生の時に心理学や脳科学に興味を持ちます。そのきっかけは高校のTAさんのアルバイトをしていた時にその学校の生徒さんが本を紹介してくれたことです。その本を読んで衝撃を受けたことを今でも覚えています。
友田明美さんの本なのですが、虐待が脳を変えるという内容の本でした。小さい頃は意識していませんでしたが、私は思えば虐待を受けてきた経験があります。当時はそれが当たり前だと思っていたのですが、それって当たり前じゃなかったんですね。この本の中では、虐待と表現せず、不適切な養育(マルトリートメント)と表現しています。なぜ虐待と表現しないのかというと、子どもにとって悪影響のある教育なのにもかかわらず、見過ごされるグレーゾーンの教育が存在するからなんですね。マルトリートメントはそんなグレーゾーンの教育も含んで表現できる言葉になっています。
お話を戻すと、マルトリートメントを受けると脳が破壊されるんです。マルトリートメントと聞いてもピンと来ない人のもいると思うのでちょっと具体的に紹介させていただきますね。
一つ目は、身体的虐待。これは殴る・蹴る・やけどを負わせるなどの皆さんが想像しやすい虐待。
二つ目は、ネグレクト。これは育児放棄。
三つ目は、性的虐待。これは子どもに対して性的なことを強要する虐待。
四つ目は、精神的虐待。これは一番虐待の中でグレーゾーンに当たりやすいものです。子どもに対して、しつけと題した大人が人格を否定するような言葉を投げかけてしまうことなどが例として挙げられます。お前はダメな人間だとか、だからできないんだとか、産まなきゃよかったとかが代表的な例かもしれません。
皆さんの中にはご存じの方もおられるでしょうが、毒親はこの精神的虐待で子どもを操ることが多いです。あなたのためよとしつけと題した人格否定を子どもに浴びせ、子どものやる気や自己肯定感を根こそぎ腐らせてくる。
毒親に育てられた子供は、自分の価値を低く見積もりがちで、自分の意見をはっきり言えなかったり、いざという時に勇気が出せなかったりといった弊害が生まれてしまいがちです。
まあこんなふうにマルトリートメントには程度の差こそあれいろいろなものが存在します。
題名にも書きましたが、そんなマルトリートメントは子どもの脳を破壊し機能不全にしてしまうんです。難しいことを書くときっと嫌になっちゃうので、簡単に説明しますね。
脳も体と同じように、さまざまな影響を受けながら成長というものをしていきます。いい栄養状態や睡眠の質がいいと体が成長するように、脳も環境によって成長が左右されます。また体と違って脳は、思春期といった比較的大きくなった時にも影響を受けています。
脳には、感受性期?といった周囲からの影響を受けやすい時期が存在します。それが幼児期から思春期です。この期間に暴言を養育者から受けた子どもたちは、成人前後になって記憶力に著しい影響が出始めるようになります。え?すぐに影響するんじゃないの?と思ったあなた。実は脳への影響は、10年近く経って症状として現れてくるんです。私もこれを知った時は驚きました。実際の研究で、脳の海馬の大きさを計測したものがあるのですが、虐待を受けている子どもたちと受けてない子どもたちの海馬の大きさには差が無かったものの、20歳前後の対象者で計測したところ、虐待を受けた群は10~20%の割合で海馬が小さくなっていました。衝撃ですよね。
こんなことを調べていくうちに私のもしかしたらその影響が出ているのかもしれないと考えるようになります。ちょっと悔しいですけどね。でもどうすることもできない笑
親からの暴言で一番影響する年代は幼児期、その次は実は思春期なんです。その思春期を思い出してみると、けっこうな頻度でマルトリートメントを受けていました。それもめちゃくちゃ理不尽な内容なんですよね。
○○のことを考えてくれてない!!!っていきなり叫び出して、私の頭を殴ったり、蹴ったり笑 私は必死に謝るんだけど、許してもらえなくて、しまいには勉強机の上の本とかを全部下に○○が下に投げ捨てて、お前!これを片付け終わるまで寝るなよ!って言われちゃったりして(笑) 土下座を強要されるのは日常茶飯事だったし、そんな中でよく生きてたなって思う。誰にも相談できなくて。まあ二人暮らしだったからその現場を見てる人なんていないんだけど。今私がもしそうされてたら、スマホでその現場を撮ってSNSにあげちゃうかもしれない。なんてね。今だからこんな風に話せるけど、当時は○○のことが周囲にばれたら、○○が職を失うかもしれない。そしたら生きていけない。とか思って必死に隠そうとしてたんだ。
あー辛かったなあ、と。
だからか分からないけど、人が怖くて仕方ないんよね。いつもびくびくしちゃうんだ。怒られるかもとか、否定されるかもとか。
私の人生の課題は人を信じられるようになることなのかもしれない。
言い忘れてたけど、マルトリートメントを受けると、扁桃体っていう脳の部位が過活動になって常に緊張状態になっちゃうんだって。警戒態勢になってるってことかな。普通に過ごしている日常でも、銃撃戦が始まるかもしれない!ってくらい不安でいっぱいになちゃうの。これって生きるのめちゃくちゃしんどいよね。この気持ちわかる人いるかな。
ほっと一息って時間を作れないってこと。お茶を飲んでも、お風呂に浸かってても、風を浴びてても、息が浅くてつらいって思っちゃうんだ。
いつかまた、ほっと一息を感じられる日が来ますように。それが私の願いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!ちょっと私のブログは暗い話が多いかもしれないけど、正直なこと書いてるから、温かく見守ってもらえると嬉しいです。
いつかこの自分が変われたとき、同じように苦しんでいる人を少しでも慰めることのできる人になれたらなって思ってます。
まだまだ先になりそうだけど。
ばいばい!