【イベント】パンのフェス2023 IN埼玉スタジアム2◯◯2
昨年、大盛況だった「浦和レッズ✕パンのフェス」。さらにパワーアップしてただいま開催中。トワイライトの様子をお届け。
注目ポイント
今年は、全国の人気パン屋さん37店舗が集結。パン好きの方のみならず、サッカー好きの方もおいしいパンに出会えるチャンス。本イベントのみ販売の「限定パン」にも注目。詳しくは、下記①②参照。
開催時間前
15日(金)14:30に到着。「浦和美園」駅から20分ほど歩くため、時間に余裕を持って行くことをおすすめ(駅からシャトルバスもあり)。
着々とお店の開店準備が進められている。この日は、浦和レッズの試合もあったため、浦和レッズのユニフォームを着ているお客さんが多かったが、平日&トワイライト日ということもあってか人数は少なめ。入場料もなく会場に入るための列もないため、ベンチに腰掛けたりうろうろ散歩したり、会場エリア内を自由に行動できる。会場エリア内は、端から端まで100mほどで左右にお店が並んでいる。
留意点
現金のみの店舗が多い印象。電子マネーやクレジットカード対応している店舗もあるが、私が利用した際は8店舗中1店舗のみ。無難に、すべて現金払いするつもりで準備することをおすすめ。
購入品
15:30ぴったりに販売開始。
「ベーカリー ペニーレイン」(栃木・那須)
言わずと知れた人気店。
店名は、ビートルズ好きのオーナーが、シングル曲のタイトルからとって付けられたそう。 ビートルズに関連して名づけられた商品もあるとか。
ブルーベリーをふんだんに使用した、人気No.1商品。
サイズは、横9.5cm ✕ 縦8cm ✕ 奥9cm。
断面から、とろとろとこぼれてきそうなほどたくさんのブルーベリーソース。それもそのはず、生地には一斤あたり130グラム前後のオリジナルのブルーベリーソースを練まれている。
袋を開けた瞬間から、濃厚なブルーベリーのいい香り。そのままでももちろん、ほんのり温めても甘みが増しておいしい。
CUBE THE BAKERY(広島・広島)
CUBE THE BAKERYさんの食パンは、マーガリンやショートニング、添加物を一切使用していない「安心・安全」な無添加食パン。その名の通り、“CUBE”型で全面が耳になっているのも特徴。
前回、「パンのフェス2023春 in横浜赤レンガ」で完売して食べられなかった人気商品。同イベントでブロンズ賞にも輝いた逸品。
中にトリュフバターを包んだ、6cm角の食べきりサイズ。生地からトリュフの香りがしっかり漂り、肉眼でも黒いつぶつぶしたトリュフが確認できる。ワインやチーズと一緒に楽しみたくなる、大人な味わい。
牛乳パン専門店 まるせいゆ東京(東京・目黒)
「生まれ育った長野県のソウルフード『牛乳パン』を日本中の人に届けたい」という、長野県出身の店主の想いからスタートしたパン屋さん。
信州松本から直送されるパン生地に、お店で毎日作る新鮮クリームをたっぷりとはさんだ、「幸せ満足度120%」の牛乳パン。
縦3.5cm ✕ 横7.5cm ✕ 高さ7cmの手のひらサイズ。
ふわふわのきめ細かい食パンに、バタークリームを使用したミルククリームがたっぷり挟まっている。生地もクリームも新鮮で自然な甘さのため、最後まで飽きずに食べられる。
BRING(宮城・蔵王町)
ドイツ人のパンマイスターが、蔵王食材を使用してドイツパンを中心に焼き立てパンを販売する。
パンフェスでは、テレビやSNSで多く取り上げれている人気のスイカパンと、浦和レッズのチームカラーに因んだ限定商品「REDベーコンエピ」を販売。どちらも“赤”のため、一個ずつ購入されていた方が多い印象。
見た瞬間、誰もが目を奪われるビジュアル。
スイカの種はチョコチップで再現されていて、甘さもあり子供が喜びそう。トーストすると、さくさくとした生地の香ばしさとチョコレートの甘さのバランスが良くおすすめ。スイカを食べているような気分で、パンの食感や風味を感じる。そんな不思議な感覚になる面白い商品。
サイズは、横10cm ✕ 縦11.5cm ✕ 高さ9.5cm。
菱田ベーカリー(高知・宿毛)
昭和26年に創業。長年地元に愛される老舗のパン屋さん。
昭和40年代からのロングセラー商品。
こしあんのあんパンの上に、茶色い羊羹が塗られている。もともとは、焼き過ぎたパンの焦げた表面を覆うために、茶色い羊羹を塗ったのが始まりだそう。
直径9cmと大きさはあるが、羊羹とあんの甘さは控えめでぱくぱく食べられる。どちらの味もしっかり感じられる、主張しすぎない絶妙なバランス。お腹も心も満たされるやさしい味わい。
ベーカリー三日月(埼玉・草加)
数々の雑誌やテレビで取り上げられる注目のパン屋さん。
店主一番のこだわりは『無添加の生地』。長年の修行で培った知識と技術を駆使して、毎日作り上げるこだわりの商品。
ベーカリー三日月のクロワッサンとテレビ埼玉の浦和レッズ応援番組とのコラボ商品。長さ10cmほどの生地の中には、程よい甘さのこしあんとお餅が挟まっている。
生地自体は、しっとりやわらかい。トースターで表面を焼くと、生地にサクサク感が生まれ、あんの甘さやお餅のもちもち感が増す。
生地の上にフランス産の塩がかかっていて、塩けがさらに甘さを引き立たせるアクセントに。トッピングの黒ごまも、噛むごとに風味とつぶつぶとした食感を楽しめて、しっかり存在感を感じることができる。
PAPAN TREE(大阪・大阪)
本場の台湾パンが食べられる大阪府にあるベーカリー。店内には、カフェも併設されている。
ローソン(肉髪)は豚のでんぶ。これを甘辛く煮てふりかけ状にしたものを、台湾ではよく食べているとのこと。ローソンの食感は、まさにふりかけそのもの。個人的には、ふりかけの「おかか」や「桜でんぶ」に近いものを感じる。
コッペパン型の生地は、長さ13cm。柔らかすぎない生地の中には、ほんのり甘い台湾マヨネーズが入っていて、甘辛いローソンと相まっておいしい。勝手に、お惣菜系のがつんとしたソース味や醤油味を想像をしていただけに、優しい味わいで嬉しい裏切り。ご飯に合いそうな初めての味を堪能。
CornerPocket(山梨・韮崎)
山梨の自然に囲まれた場所に位置するパン屋さん。CornerPocketさんといえば、種類豊富な一本売りの「八ヶ岳ブレッド」。天然のおいしいお水やきれいな空気をたっぷり閉じ込め、しっとりと焼き上げられている。
「こっちもおいしいよ」と、次々と試食をくれる気前の良いスタッフさん。おいしい商品をお届けしたいという、真っ直ぐな気持ちを感じるお店。
シャインマスカットの果汁を生地に練り込み、雑味のない自然な甘みと芳醇な香りが特徴。袋を開けた途端に、果実を噛じっているかのようなフレッシュな香りに包まれる。香りだけでも贅沢な気分。
直径6cm ✕ 長さ24.5cmのたっぷりサイズ。
スタッフさんに教えてもらい、冷やして食べてみることに。
生地はふわふわしっとりのまま。中に練り込まれている果汁がぎゅっと濃密になり、シャインマスカットの風味や味をさらに濃く感じられる。「生地がしっとりしているので、冷やしても固くならない」とのこと。
個人的には、トーストすると生地に香ばしさが加わり、果実の風味が半減する気がする。そのままか冷やして食べるほうが、この商品の良さが引き立つのでおすすめしたい。
バニラアイスの乗せて、デザート感覚でもたのしめるのだとか。
ごちそうさまでした〜!
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